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スポーツと数学

メジャーリーグのア・リーグ西地区、イチローがデビューした頃のライバルだったアスレチックスはビリー・ビーンGMが採り入れたマネーボール理論によって野球を数値化し、お金がなくても強いチームを作れることを証明した。2000年初頭の話であれから20年近く経過するね。

ヨーロッパのサッカーはこの10年で数学をとりいれて大きく変化したんだ。いまでも日本の解説者はPK戦は運だと言うけれど、先行が有利だから順番を途中で入れ替えるとか、PKの癖を見抜くために専門のアナリストがいるとか、利き足が右の場合、向かって左に蹴ると強く蹴れるからデータがない場合はGKは右に跳ぶとか、完全にデータ化されている。

それどころか、自由にサッカーをさせないためのポジションの練習も数学で配置し、ドローンで動きをチェックし、そしてシチュエーションとして覚えさせる。ボールがない練習も相手がいない練習もありえなくなっていて、プレーの判断速度が遅いとどんなにうまくてもボールは奪われてしまう。

永遠の優勝候補のブラジルはテクニカルな部分、フィジカルな部分は特化しているけれど、チームプレーでは遅れていてしばらくはヨーロッパに勝てないだろうと言われている。

ドイツ大会は、イタリア、フランス、ドイツ、ポルトガル、南アフリカ大会はスペイン、オランダ、ドイツ、ウルグアイ、ブラジル大会はドイツ、アルゼンチン、オランダ、ブラジルで、ヨーロッパがすべて戴冠。ブラジルは自国大会でドイツに大敗する屈辱を味わった。

そして現在ではサッカーはどこがストロングポイントで、ウィークポイントかデータ分析でわかるようになっている。監督はミーティングでいかにうまく可視化して説明できるかにかかっていて、トップレベルの監督はみんな行っている。

日本ではあんまり知られていないのは残念で、リフレッシュ研修でも出てこないのはね。。。



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2017/10/24 14:52
>チコ@カボチャーさん
博士の愛した数式は美しい数学の話でしたね。24は4の階数とか、江夏の28は完全数とか。子どもはルートって呼ばれてましたね^^
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2017/10/23 21:57
博士の愛した数式という小説から映画化されたものがありましたね。
数字がすきな博士が野球を数字で説明していたような。




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