異文化体験のお話
- カテゴリ:スポーツ
- 2017/10/29 15:25:26
何年か前にハーフイングリッシュ・ハーフウェリッシュの先生に英会話を習っていました。彼はスポーツを使っていろんな言い回しを教えるやり方ででもやっぱりイギリス育ちなのでシニカルでした。
たとえば、平原綾香の「ジュピター」っていい曲だよね。ラグビーワールドカップのテーマ曲「World In Union」にそっくりだけどって感じでね。原曲がホルストの「惑星」の「木星」からだから同じに聞こえるのは当然なんだけどね。
日本ではあまり知られていないけれど、ラグビーは正式にはラグビー・ユニオンって言います。国体の表記では「ラグビー・フットボール」とあるけど、ラグビーにはラグビー・ユニオンとラグビー・リーグがあって違うルールのスポーツです。といってもラグビー・リーグを観る機会はほとんどないからね。日本でもやっているみたいだけど。
それから、卓球は「テーブルテニス」であって「ピンポン」ではない。「ピンポン」は自陣コートにワンバウンドさせて返すフランスのスポーツでよく似ているねとかね。
サッカーも日本のポジション表記は通じないよって言っていて、サイドバックは和製英語だからライトバック、レフトバックあるいは単にフルバックって言うよとか。10番ではなくて9番がエースだとか。
日本にいるとメディアが言っている通りのことばかりの知識になるから、海外にいっていろんな見方ができるようになるといいよって教えてくれた。海外の人は悪い人ばかりじゃないよって。英語が話せなくても話はできるよってね。