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シン・ドラマ汁


監獄のお姫さま 感想文

監獄のお姫さま 第3話「新人」
TBS 火曜夜10時~
▼イケメン人質
今回も、現在進行形の誘拐と、過去の刑務所での話が交互になってました。
もうずっとこの構成でいくみたいですね…。面倒くさいなぁ。
誘拐事件は、最初に誘拐されていた板橋の息子は解放され、板橋本人が人質となり、子供の持っていた
タブレット端末に板橋解放の条件として、爆笑ヨーグルト姫の再捜査を要求する文章が表示されていました。
この子供・勇介が結構賢い子で、一部子供らしい余計な感想は入るものの、的確に犯人像を警察に伝えてましたね。
特に姐御が「前に会ったことがある」と発言していたのはヤバいかもしれません。
また、捕まった板橋が、自分で過去の事件のことを語るのですが、
おばさんたちがそれを信じてしまいそうになるのは演技なのでしょうかw
今回、刑務所にヨーグルト姫が現れ、まだ彼女の口から真相は聞かされていない段階なのですが、
どうにも彼女も真相はきちんと知らないんじゃないでしょうかね。
板橋犯人説は、おばさんたちが姫の言うことから推理しただけにすぎない、
だから板橋が真相として語った姫犯人説を信じそうになったのかな?とも思いましたけど。
まーでも状況的には絶対板橋が怪しいですよね。
邪魔になった恋人を、婚約者が殺した風に装うことで、両者とも葬り去り、
娘が逮捕されたことでショックを受けた社長に代わって会社を乗っ取り、
過去や仕事とのしがらみがまったくない美人タレントと結婚したわけですからね。
姫にとっては、その時点で恋人を殺すメリットはほとんどないです。
なぜなら恋人が存在するのに別人と婚約した場合の一番のデメリットは、
それを相手側に知られ、婚約が破談になること。
しかし姫はすでにそれを知っていて、別の方法でいくらでもトラブルを回避できたはずなのに、
一番愚かな殺人という手段をとるはずがないのです。
まぁその後、財テクが時間稼ぎのため板橋と寝たことが問題になり、話はズレてしまったようですがw

▼姫の収監
一方の舞台の5年前の刑務所では、裁判を終えたヨーグルト姫が馬場カヨたちと同室になった話でした。
しかし姫はなかなか周囲と打ち解けません。
また体調も悪そうで、しょっちゅう戻したりしています。
私は知らなかったのですが、刑務所では囚人を4つの階級に分けていて、
馬場カヨはその上から2番目の階級だったのに、姫の担当になってトラブルに巻き込まれ、
一番下に落ちてしまいましたw
この階級が、刑期を早く終えたり、仮釈放されたりする基準になるのでしょうか。
姫は少しずつ打ち解けていくのですが、ちょっとした言動に、他のおばさん囚人たちは
姫が実は冤罪ではないかと疑い始めます。
しかし姫は自分が殺した(正確には殺させた、ですが)と主張します。
板橋が弁護側に回ってくれたことや、12年の刑期を終えるまで待ってくれると言ったことで、
彼を全面的に信用しているようなのです。
しかし今回のラストで、板橋がタレントの女性と交際していることが発覚し、姫は壊れかけてしまいます。
しかも厄介なことに、どうやら姫は板橋の子を妊娠しているようなのです…。
今回はここまででしたが、他に気になったのは、刑務官の新人ですね。
一本通ったところのある若井ふたばと違って、かなり日和見的な性格のようです。
この人物が話にどう関わってくるのか、ちょっと心配ですね。

▼クドカンらしさ
現在と過去を行ったり戻ったりと、あまり意味のない構成で落ち着きがない感じはしますが、
3回目になってやっと少し、いい意味でのクドカンらしさが出てきたかなと思います。
でもまだまだ足らないですね。こんなもんじゃないでしょう。
姫が収監されて話もグッと進みましたし、少しずつ面白くなってきてると思いますので、
たぶんこのまま見続けると思います。




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