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シン・ドラマ汁


相棒 seaon16 感想文

相棒 seaon16 第3話「銀婚式」
テレビ朝日 水曜夜9時~
▼大人の女性のストーリー
今回は、前回までと打って変わって、大人の女性がメインのしっとりとしたストーリーが描かれました。
脚本は神回の声が高い「ピエロ」を書いた大田愛氏、相棒の女性脚本家の代表格ですね。
ピエロのような大胆かつ緻密なストーリーのみならず、今回のようなストーリーも得意としています。
シーズン8の「ミス・グリーンの秘密」(草笛光子)、シーズン10の「晩夏」(三田佳子)と言えば、
相棒マニアの方ならご記憶なのではないでしょうか。
今回のメインとなった女性は菊池桃子なので、草笛や三田ほど年嵩ではありませんが、
学生の頃乗馬中に落馬して以来、ずっと車椅子生活というハンデを背負った女性です。
普通なら、取り落とした物を自分で取ることすらままならない人が、殺人など犯すはずもないと考えますよね。

▼以下ネタバレご注意!
事件は結構複雑で、最初狙われていたのは菊池桃子演じる瀬川楓でした。
しかし別荘の階段から転落して死んだのは、楓の夫の巧でした。
別荘を売る前に、中の様子をビデオカメラで撮影していた最中で、巧が落ちた時もずっとカメラは回ってました。
その時、楓の介護士の男性が、家の外にいたのを隣家の別荘にきていた男性医師が証言しており、
事件当時家の中にいたのは楓と巧の2人だけ、つまり事件性があるなら、犯人は楓としか考えられないのです。
杉下がクマか何かの敷物にたばこの焦げ跡のような穴があいていたのとか、家具の下の方に
糸状のもので擦ったような跡を見つけていたので、多分コナンに出てくるような
機械的なトリックなのだろうなぁと思って見てましたw
そういうのを考えるのは苦手ですし、家の構造もはっきり分からないので、そこで思考停止ですw
結局両端に釣り針をつけた釣り糸を、穴と車椅子に引っ掛けて、車椅子を動かすというトリックでした。
まぁそれはいいんですけど、車椅子の女性がよくそこまで1人でやったなと思いましたね。
あと、釣り針を使うなら敷物にあんなに大きな穴をあける必要ないんじゃないかとも思いました。
釣り針って思ったよりしっかり刺さりますからね。

▼26年間の復讐
学生時代にも巧が楓に睡眠薬のようなものを飲ませて落馬させたかもしれないと
楓は考えていたようですが、確かにその可能性は私も考えましたけど、かなり危険な賭けになるんですよね。
落馬して何ともないかもしれないし、ケガはしても車椅子にはならないかもしれないし、
逆に死亡してしまったら結婚などできようはずもありません。
車椅子を坂道に転がしたのは、かなり死の危険はありますが、これだって確実に死ぬとは限りませんよね。
実際助かってますし。
不確実な計画をいくつも実行するつもりだったのでしょうか。
ただあまりやり過ぎると足がつきますよね。
まぁ、夫がバカだったのかな?w
こんなバカで身勝手な夫に、よく二十数年間も騙されてましたよね。
私だったらすべて父親に暴露して離婚し、秘書もろとも夫を会社から解雇させ、社会的に抹殺しますね。
殺したら苦しむのは一瞬、即死なら苦しむ間もないじゃないですか。
自分で死にたくなるほど苦しめてこそ、復讐の意味があると思うんですけどね。




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