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奥様は、取り扱い注意 感想文

奥様は、取り扱い注意 #7「お茶会」
日テレ 水曜夜10時~
▼小雪ふたたび
今回は、余命半年と宣告されている主婦・友恵が、大学時代につきあっていた男性を探すというお話でした。
この友恵、夫が官僚だったかな、ともかく上流階級の家庭の主婦なのですが、
霧島れいかが演じていて、この人本当にこういう上品な役にはぴったりだなと思いましたよ。
で、その元彼については、名前と出身地と大学時代の住所くらいしか手がかりがなく、
以前出てきたリバプールクリーニングの小雪の力を借りて探します。
小雪を演じているのは西尾まりというベテランの女優さんであることが分かったのですが、
この方すでに43歳で、綾瀬とは10歳以上離れており、幼馴染という設定はありえませんね。
今回の冒頭で外国の諜報機関にスカウトされたきっかけが描かれていましたが、恐らくそちらの関係でしょう。
以前京子が町内のCIAと言った時、綾瀬がちょっとびくっとしてましたので、
この諜報機関というのはCIAなんでしょうなぁ。
アジアで活動するには黄色人種の方が使いやすいですしね。

▼贅沢な悩み
友恵が昔の恋人に会いたかった理由は、安定した生活に憧れ、上流階級の男性と結婚したけれど、
余命を宣告されるにあたり、夫に合わせるため今まで自分を押し殺していたことに気づき、
死ぬ前に昔の恋人に振り回されながらも、自分の気持ちをはっきり言える生活を取り戻したいと考えたからでした。
劇中でも本人が、こんなことを言うと贅沢な悩みだと思われるかもしれないと言ってましたが、本当に贅沢だよ!
確かに余命半年と宣告されたのは、同情すべき立場かもしれません。
だからこそ自分の思うがままに生きてみたいと考える気持ちもよくわかります。
ですが世の中には好む好まざるに関わらず、明日をどうやったら生き抜けるかわからない人もたくさんいます。
そういう人の中にはろくな医療も受けられなかったり、それどころか自分で首をくくるしかない人もいます。
元恋人の幸平も、明日を生き抜けるかどうかわからない類の人物ですねw
彼のすごいところは、それでも希望を失っていないところです。
気の弱い、もしくは責任感が強すぎる人は、幸平と同じ境遇に置かれたら、
自殺してしまうかもしれない、そのくらい結構な状況ですわw
なんか話がズレてしまったけれど、やっぱり人を最後に支えるのは希望なんだなと思いました。
余命を宣告された友恵も、幸平との生活に希望を感じたから、それを最期に選んだのでしょうね。
ただ余命宣告ってのはわりとアバウトなところがあるので、環境が改善されたことで
思ったより長生きできる可能性もありますよね。

▼きな臭くなる周囲
京子の夫・渉に、不倫の影が…。
あんな可愛い奥さんいて、なんで不倫するかな!?
本田翼だよ!?
でもこちらはまだ軽症です。
京子の勘違いの可能性も微レ存ですしね。
一方、悋気の強い夫の啓輔の自分を縛りつける発言に嫌気がさした優里は、
ついに前から誘われていた合コンに参加してしまいます。
どうもこれは、玉山演じる横溝という怪しい男の策略らしいです。
若い男をあてがって、金を搾り取るつもりみたいですが、不倫をバラすと脅すつもりなんでしょうか。
横溝はどういう理由なのかは分かりませんが、高級住宅街そのものを毛嫌いしていて、
あの町をひからびさせてやるとか言ってましたよね。
どういう手段に出てくるのか…。
そのうち菜美と対決しそうな雰囲気です。
そしてついに、菜美の夫の勇輝が馬脚を現し始めました。
5日間福岡に出張と言いつつ、東京のホテルにいましたよね。
あの窓から見えたのはレインボーブリッジ?
遠景に東京タワーらしき建物がライトアップされてましたよね。
前回も、警察で事情聴取されている菜美を待つ間、昔の知り合いと話していました。
この感じ、ひょっとしたら勇輝は日本の諜報機関の工作員なのかもしれませんね。
だとすると、金城の得意とする公安の可能性が高いです。
公安なら警察内に知り合いがいてもおかしくないですしね。
菜美が元CIAだとすると、敵ではないものの味方とも言えない微妙な関係になりそうです。




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