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シン・ドラマ汁


相棒 seaon16 感想文

相棒 seaon16 第6話「ジョーカー」
テレビ朝日 水曜夜9時~
▼過去作のキャラたち
今回は、妻の不審死を自殺として片付けられた元警察官が、警視庁を訴えるという話でした。
特命係は珍しく甲斐パパの命令で、その死んだ女性・幹子の死因の捜査を始めます。
世間が注目する裁判とはいえ、何故甲斐パパが?と思いましたが、その意図は最終的に明らかになります。
もっとも、甲斐パパは回想シーンのみの出演だったんですけどねw
で今回、前シーズンの16話「ギフト」に出てきた、会話を98%記憶してしまう、スーパー弁護士・連城が登場。
この回の感想を確認してみたところ、「今後もまた出演の機会があるといいですね」と書いてありましたが、
早速出演がかなったようですw
面白いキャラクターなのでまた出てくるかもしれないですねw
今回は大河内回のようなもので、大河内が随所に出演し、彼と面識の少ない冠城に、いつも口にしているのが
薬ではなくラムネであること、恋人が殺された過去があることなどをほじくりかえされていました。
確かにラムネは古くからのレギュラーですので、途中から見始めた人にはどういう人物か知らない人もいそうです。
そして、今回の脚本を担当したのが、何と前回初めて相棒の脚本を書いた浜田秀哉。
2作目とは思えないくらい、過去作のキャラをうまく使ってますよね。
古くからのラムネ、比較的新しい連城、これは相棒の脚本を書くにあたり、
かなり過去作を見て研究を重ねたんだなと思いました。
久々にラムネ登場回を見たくなってしまいましたよw

▼以下ネタバレご注意!
事件のプロットの方はわりと単純で、主要人物は訴えを起こした元警察官、その死んだ妻、
妻の父親である政治家、その政治家の友人の4人くらいでした。
またその中で生き残っているのは2人、先に死んだのは父親の友人だったので、
後は事実が分かっていくにつれ、ふさわしい人物をあてはめていけばパズルは完成します。
重要人物は、父親の友人が負傷した階段から出た男女1人ずつの下足痕と、妻が死ぬ前に会っていた男性でした。
元警察官は妻の最期の真相を確かめるため、自ら裁判を起こしたのですから、これは除外してもいいでしょう。
するとあと3人しかいなくなります。
ということは階段にいた男女の1人は妻で、残った男性はその父親しかいないことになります。
そして妻が最後に会ったのも、父親ということになります。
結局、どちらの事件ともはっきりとした証拠はありませんでしたが、妻が歩道橋の上で
1人落ち込んでいるところを目撃されているので、自殺の線はまず間違いないですね。
保身のために我が子にまで自殺するよう勧める父親、鬼畜ですね~。
どんな大義があるのか知りませんけど、そんな人に大義を語ってほしくないですね。
こういう人は、自分の障害になる人物はためらわず切るでしょうからね。
何となく、父親の代から世話になっていた秘書に、暗に自殺を教唆した片山雛子を思い出しました。
というか、何故重要な話をするのに、あんなビルの階段にいたんでしょうねw
あんな危ないところで気心の知れない人物と会って、きなくさい話をするのは大変危険です。
また、最後に父と娘は何故公園で会ったのか。
父親宅でよかったんじゃないですかねぇ。
親子なんだから会うのは全然不思議ではないですし。
どうも、事件のプロットに沿うよう、少し不自然な設定にされている気がしました。




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