Nicotto Town



減塩をうまくやる方法

四国から東北へ引っ越した当時、早々にできたお友達はうちの味がわからなかった。
薄い?とか塩気が足りないじゃなくて、味がついてないってレベルの話だった。ワイン教室の先生とか薄味大好きの英会話の同じ教室の人とか、和食のレストランやってますって人まで「味がしないね」って。

だけど、大阪から来たばかりってお友達は「昆布とカツオの出汁がしっかりきいていて砂糖ちょっと入れすぎじゃない? 醤油の色がちょっと濃いね、薄口使った?」っていうぐらい濃いめの味がついていた。

味覚はそれぐらい違うもので、濃いめの味に慣れていると一定レベルの塩加減を下回ると味がしなくなる。東北で濃い味に慣れているお友達にとってはうちの煮物は素材を水で煮ただけと変わらなかったんだ。

市役所でも保健所でも出汁を使うといいとか、味噌を少なくしてケチャップをちょっとだけとか、説明するけど無理だ。味がないものを食べ続けるほど人間は健康志向にはなれない。食べ物がなくて仕方なく大根やニンジンをかじる状況ならともかく買い物へいけばたいていのものは手に入る状況で味がしないものを食べ続けるのは苦行でしかないからだ。

だったら同じ分量だけ使っても塩分が少なくなるのがいい。減塩味噌、減塩醤油があって厳密には味が違うけどほとんど味の違いは感知できない。ってものをうちは自作して使っている。

いわゆるあわせ醤油ってやつだね。

うちのレシピは薄口醤油3:濃口醤油1:日本酒1:みりん1
祖母が使っていた割烹の味で塩分は3分の1自動的にカットされておそらくおいしく感じられる。スーパーで買ってくるだけってわけにはいかないから月1で面倒なあわせの作業があるけど減塩にはうってつけ。視覚で醤油をたしているのがわかるから減塩には気づきにくい。

ちなみに東北のお友達は5年経ってうちの味が薄めだけど出汁が効いているよねってわかるようになったよ。物足りないってまだ言われるけど感知できるってことが減塩への一歩なんだね。

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2018/01/24 14:13
>Lilyさん
味覚は訓練しないとどんどん感じなくなってしまうから初めから濃いと食べられないかもですね。
薄いと体にいいってわかっていても味がないのはしんどいですから。
出汁を強めにひく(昆布を60℃で1時間煮るとか)といいんですけど毎回ご飯に時間はかけられないですからね。。。

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2018/01/23 22:34
私も出汁をたっぷりとる薄口の味付けなのですが、
主人が仕事で日本にくると、作ったものの味が薄いと言って
醤油や塩で味付けをし直します。どれだけ入れるの?ってくらい入れちゃうので、
最近は最初から少し濃くしました。う~ん、これがいけなかった。
あまり薄いと食べられなくなっちゃうんですね。慣れって怖いです。

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2018/01/23 15:28
>のんのんさん
讃岐うどんはいりこだしの味がしっかり出るように出汁をとって醤油は色をつけるだけなんです^^
いりこだしは慣れないと苦みが出たり、雑味が出るからむずかしいけれど、冷蔵庫で一晩つけて水出しするのが簡単ですよ。
薄口も濃口も最初は減塩タイプじゃないものを使ったほうがいいと思います。味がしっかりわかるから^^
私もいろいろ勉強しているからお互い様ですね^^
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2018/01/23 14:36
私も子供の頃親の転勤で四国の香川県にいました。うどんが美味しいですが色が薄くってビックリしました。でも美味しいので何が違うのか不思議でした。
減塩はいい事ですね、私も減塩の醤油買っていますが自分で作るのはいい事ですね。
真似してみようかな・・・出来るかなちゃんと美味しく減塩の濃い口をつかうのかな?
スーパーで見てみます。
いつもいろんな事勉強させてもらっています。ありがとうございます。




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