おすすめしたい勉強法
- カテゴリ:勉強
- 2018/02/06 14:53:31
高校に入って未来の自分の設計図の授業があって、なりたい自分になるためには何が必要かってことをグループ学習で徹底的に話し合いをしたんだ。グループはランダムに選ばれていて1年間ずっと同じ。グループ活動は大学推薦の評価につながるからひとりで自習はできないんだよね。
単発の設計図なら他の学校でもよくやるだろうけれど、1か月に1回必ず授業があって4月からどれくらい進んだか、どこかで行き詰まっていないか、変更がないかをチェックするんだ。
たとえば、医者になりたい。大学は東大。何が必要かって話をすると。
東大に入るにはセンターがあるから5科目でポイント取らなければ駄目だよね。苦手は英語? 塾は○○がいいよ。とか、単語の覚え方はこうしたほうがとか、長文の読み解き方はこうするとわかるようになるよって。感じで勉強の仕方をグループで教えあうんだよね。得意科目でも人に教えると自分が説明できないところがわかったりね。とか集中力高くするためにカルタがいいんじゃない?とかね。医者は体力が必要だから武道がいい?姿勢も大切だし。全員が分からなくて先生に聞きに行ったりもした。そして、どこかで足りないところが出てくるし、同じレベルの目標を目指しているわけではないからずれが出てきてどう対処したらいいかも話し合ってってずっと繰り返し。
2年3年と同じレベルの目標の友人と組むことになるけど、1年から持ち越しだからどうすればいいかはたいていの生徒は頭でわかっている感覚だったんだ。
先生はそうとう面倒なことをやっていたと思うし、在学中は特別なこととはわからないからね。ありがたみはわからなかったけど、今となればできるまでの筋道が立てられるのはこの授業のおかげだってわかるよ。公立の学校なのにね。
福岡県立修猷館高校はもっと密接なグループ学習をやっていて今考えるとモデルにしたのかなあって思っています。地理的に福岡と愛媛は近いですからね。
答えが出ても出なくても考えなければならない授業が多くて頭は疲れましたが、県内トップの私立は当時勉強できないと人間扱いされないと聞いていたからよかったと思っています^^
学校の先生はたいへんだったと思います。
ネットにつなげば情報が出てくる時代ではなかったから県内県外で研修もあっただろうし。
2年のときに英語の点数が足りなくて志望校はむずかしいって判定だったけれど、早朝と放課後とみっちり鍛えてもらいました。部活止めろって言われながらだったからまだまだ試行錯誤だったのでしょうね^^
最近の学校ならば「始めました」というように取り上げれるような授業ですが・・・
とてもいい授業ですね。しかも高校!とても将来の為になる経験だったと思います。
Kiriさんの思考の深さというか広さというか・・・そういったものが、こうして生まれ
培われていたのだな、ととても理解できた気がします。
わたしも、そういう授業を受けてみたかったな・・・
最初到達目標を決め、それを達成するためにはどうするかと
区切って小さな目標を立てて、目指していくやり方ですね。
学生時代にそのやり方を身に付けられるって、無駄のない考え方を学べるので
とてもいいことだなと思います。 私もそんな勉強したかったです。
グループ学習とコミュニケーション重視の高校だったからね。
灘、ラサールレベルの愛光学園というスーパー私立があったから公立はいろいろ色を打ち出してました。
どう考えても学生時代と脈略の無い人生送ってます。