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シン・ドラマ汁


[SI30]科捜研の女

科捜研の女 File.13「一番大きなバラ」 テレビ朝日 木曜夜8時~
今回は、闇金系の金融会社の社長が刺し殺された事件でした。
その会社の債務者の一人でシングルマザーの滝沢亮子という女性が、酷い取り立てに悩んでいましたが、彼女にはアリバイがあり容疑はかかりませんでした。
次に被害者が靴でバラの花を踏んでいたことから、亮子の死んだ夫と仲がよく、今でもよくバラを手向けている花屋に疑いがかかりますが、彼も容疑を否認。
そして凶器のナイフに地球上のものではない物質がついていたことが分かり、その成分が亮子の夫・春夫が高校生の頃、彗星を新発見した記念にもらった隕石と同じ成分であることも分かったのですが、隕石は2年前夫が死ぬ前に誰かにあげてしまったらしく、行方が分からないのです。
花屋はもらっていないと否定。
そして次に滝沢母子の世話をよくしている近所の老女・三島芳江という女性が疑われしたが、彼女は春夫の高校時代、天文学部の顧問をしていたのですが、やはり隕石はもらっておらず、容疑が晴れます。
残るは金融会社の社員・宗方くらいしかおらず、動機や関係は分からないけどそうじゃないかなと思ってたらやっぱりそうでした。
妻と幼い息子を残して死ぬのが心残りだった春夫は、友人や知り合いに妻子を頼むと、息子への手紙を託したり、記念の隕石を渡したりして、お願いしていたのです。
その中に、不良と天文オタクという相容れない関係でありながら、友情を築いていた宗方がいたと。
殺人はもちろん悪いことですが、友人との約束を守るため、仲間を殺した宗方は、まさに漢と言えるでしょう。
まぁ、もっと穏便なやり方はあったんじゃないかとは思いますけどねw
彗星は塵を撒き散らしながら移動し、その塵が地球の引力に引かれると流れ星になる、春夫はまさに、息子にとって彗星のような存在だったこと、そして見えない星はたくさんあるけれど、その星はこちらを見てくれているという息子の発言に、宗方は見えない星だったのだと思うと、なんだか切なくて泣けてきました。
今期一番いい話だったかもしれません。




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