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<最終回>相棒 seaon16 感想...

相棒 seaon16 第20話<最終回>「容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ」
テレビ朝日 水曜夜9時~(今回は8時~)
▼極道の娘
シーズン16の最後を飾る今回の2時間SPは、レギュラーである週刊フォトスの女性記者・風間楓子が、
ホテルのエスカレーターから突き落とされるという事件でした。
楓子自身は、額を数針縫う程度で、腕のいい医者にかかったため傷跡も残らないという話でしたが、
その容疑者というのが衣笠副総監、甲斐パパ、内村刑事部長、中園参事官、社美彌子、青木と、
階級が高い人物が多く、当然警察としてはあまり深く調べることができず、即日迷宮入り状態。
しかしそこで怒ったのが楓子の母。
楓子は実は関西の暴力団の組長の娘で、その母といえば当然極妻。
容疑者の6人に次々と刺客を差し向けますw
まぁ刺客といっても楓子と同じように階段から突き落とす程度なのですが、下手したら死にますからね。
楓子は母親にやめるよう頼むのですが、母はどうしても落とし前をつけると聞く耳を持たないどころか、
このまま犯人がうやむやになるようなら、殺人も辞さない覚悟。
こうして特命係の2人は、楓子を突き落とした犯人を捜すことになるのです。

▼衣笠の代役
衣笠副総監を演じていた大杉漣の急死を受け、今回より杉本哲太が衣笠を演じることになりました。
杉本と相棒と言えば、私が好きなエピソードの1、2位を争う「バベルの塔」で、
誘拐犯役を演じたのが印象的でした。
誘拐犯から副総監とは、また出世したものですねw
ネットでの評判は概ね良好のようですが、「若すぎる」という声も多いようです。
まぁ大杉に比べると一回り以上年下ですから、そういう意見が出るのも仕方ないと思います。
しかしすでに17年以上続いているドラマですので、初期の頃からずっと出演している
警察官役の役者の中には、水谷を初めとうに定年退職の年齢を超えている方も多く、
今の60代~70代の役者が多くの警察官を演じている方が逆に不自然なので、
52歳の杉本が演じるのは、リアリティという面では不自然ではないようです。
まだ高校生くらいの娘がいるという点でも、杉本の方が年齢的には合致してますね。

▼以下ネタバレご注意!
楓子の関係者であるヤクザは、ネットに流出した容疑者のリストから、2人を階段から突き落とします。
最初は青木、次は中園でした。
中園は襲撃されてから態度を変え、特命係に協力的になったことから、杉下は中園が
犯人を知っているのではないかと直感。
彼がかばう必要がある、衣笠・内村・青木の3人に容疑を絞りました。
最後に6人全員を集めて推理ショーを開くまで、3人から絞り込めてなかったのですが、
中園が犯人を「卑怯者」と言ったため、衣笠と内村にそんな言葉を使わないだろうと、
青木を名指ししたのです。
まぁ分かってみれば簡単なこと、こんなバカなことをするのは青木くらいしかいないですよねw
中園と衣笠は彼の犯行を目撃していましたが、衣笠は元々青木の父と昵懇なため、
犯人と分かってからも彼をかばおうとしていました。
衣笠の青木への思い入れはすごいですよねw
肩を抱くくらいならわかりますが、普通太ももの内側にまで手を回しますかねw
中園は青木をかばう義理はないのですが、下手につつくと衣笠から睨まれるのを恐れて黙っていたのです。
しかしヤクザに階段から落とされ頭にきて、自分から言い出すのではなく、
特命係に密かに協力することで、青木をあぶりだそうとしました。
このへんの心理戦が実に面白かったですね。
大きな事件ではなく、政治絡みでもなく、言葉を交わすだけて犯人を特定するという、
今までの相棒のパターンにはまらない、新鮮味のある話だったと思います。
ちょっと人狼ゲームを思い起こさせますよね。

▼3人目の特命係
青木は楓子を転落させようとしたのではなく、振り向かせようとしてつついたのだと、
過失傷害を主張し、それを衣笠も支持したため、懲戒解雇は免れ、処分は左遷に留まりました。
そしてその左遷先が特命係…www
まぁ確かに人材の墓場ですし、左遷先としてはぴったりかもしれません。
これで青木がいなくなるのかなーと思いきや、まさかますます重要人物になってしまうとはw
かなりウザいですが、サイバー捜査官としての能力は高いので、これから役に立ってくれることでしょう。
今回は最終回ということもあり、当初誰かが失墜して新キャストと交代になるのかな
と思っていたのですが、人事異動はあったものの、意外な展開となりましたw
冠城の身分には何の変化もなく、2代目、3代目と3年で相棒を卒業していた定例を覆し、
亀山以来の4年目の相棒に突入決定のようです。
下馬評では、5代目相棒に内定していた仲間由紀恵が妊娠したため、期限が延びたという噂ですが、
以前から水谷が反町を大層気に入っているという噂もあり、水谷が降板を許さなかったのかもしれませんね。
また子役上がりで演技力には定評のある青木役の浅利も、いかにも水谷が気に入りそうなので、
近う寄れということで、特命係に来ることになってしまったのかもしれません。
18年目を向かえ、水谷王国はまだまだ安泰というところですね。

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2018/03/16 00:47
> Pino-♡さま
私もこういうタイプの話は好きですね~
2時間SPではよく大風呂敷を広げて小さく畳む話が多いのですが、
今回は最初から小さいのがよかったですねw
冠城は今ちょうど3周年なので、次シーズンから4年目ですね。
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2018/03/16 00:44
> ニャンデイさま
そもそもあの状況で、誰も犯行を見てないというのはおかしいなと思いましたw
青木が犯人だとすると、内村と中園が彼をかばう理由が最初はよくわかりませんでした。
杉本は他でも刑事役をやることが多いのでぴったりですね。
名バイプレイヤーという点でもぴったりだと思いますが、
彼も主役を演じたことはあるんですよね~
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2018/03/16 00:11
確かに新鮮味のある話で、私はこういう話の方が好きなので2時間(CM飛ばしで正味2時間ありませんが)
あっという間でよかったです
・・いつもの2時間は絶対途中寝てしまうww
冠城君、4年目突入なんですね・・早いですね~~
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2018/03/15 23:38
結構、面白かったですね。
あの凄い面子の中で、誰が突き落とした犯人って。
まさに、だるまさんが転んだ状態でした。

杉本さんに白羽の矢が行きましたね。
それでも、役柄的には悪くなかったと、私は思いましたよゞ



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