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西郷どん 感想文

西郷どん 第11回「斉彬暗殺」
NHK 日曜夜8時~
▼虎寿丸の死
今回は、篤姫将軍家輿入れ計画が着々と進む中、斉彬の最後に生き残った息子の虎寿丸が急逝、
そのすぐ後に斉彬まで倒れ、斉彬の御膳に毒が盛られていたことを突き止めた吉之助が、
単身斉興の屋敷に乗り込むというお話でした。
江戸時代は抗生物質がなかったので、基本病気になったら自己回復力で治すしかありません。
その代わり家族計画もほぼできない状態だったため、多産多死だったのですね。
斉彬には側室の子も含めると6男5女の子がいたのですが、成人できたのは女の子3人だけでした。
これはいくらなんでも確率が低すぎますね。
斉彬派の藩士たちが、お由羅の呪詛を疑うのも無理はありません。
実際斉興派の藩士も多かったでしょうから、常に斉彬とその家族は命の危険に晒されていたと思います。
確かに斉彬は今回ドラマで明らかになったように、井伊などの反対勢力から命を狙われていたと思いますが、
私が斉興とお由羅を疑うのは、斉彬の反対勢力には斉彬の子供まで狙う必要がないからです。
もし斉彬が死にその子が後を継いだとしても、まだ幼いので結局斉興や久光が出張ってきて
薩摩藩の政権を掌握するでしょうから、反対勢力にはわざわざ危険を冒してまで
斉彬の子供に手を出す必要はないんですね。
斉彬自身はともかく、斉彬の子の生存率の低さは、明らかにお家騒動に火種があると思います。

▼( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
虎寿丸の死後ほどなく、斉彬は徳川斉昭や一橋慶喜、松平慶永(春嶽)、
橋本佐内などを集め、酒宴を開きます。
その末席にいた吉之助は、篤姫が嫁ぐ将軍家定がどういう人物か初めて知ります。
将軍とはいえそんな人物のところに篤姫を嫁がせることに対し、吉之助は憤懣を感じますが、
何せ相手は自分の主君を初めとするお歴々、反対できるはずもありません。
しかもその後斉彬まで倒れてしまうのです。
斉彬と虎寿丸の倒れ方に違和感を覚えた吉之助は、斉彬の食事を左内のところに持って行き、
調べてもらったところ、砒素のような無味無臭の鉱物毒が混入されていることが分かりました。
斉彬の死は確かに毒殺説が有力なのですが、この時期にそういうことがあったのかなと
いろいろ調べてみたのですが、確認できませんでした。
その話を聞いていた慶喜は、前にも増して将軍になりたくないと言い出します。
それを面をつけた男がこっそり聞いていて、吉之助が追いかけましたが逃げられてしまいます。
その面の男が薩摩弁を使っていたことから、吉之助はてっきり斉興の手の者だと思い込み、
斉興とお由羅が暮らす高輪の藩邸に、単身かつノープランで乗り込みます。
通常吉之助の身分なら面会すら許されないところでしょうが、斉興は釘を刺すため導き入れ、
何の証拠もないのに自分たちを犯人扱いするようなら、斉彬にすらその罪が及ぶと脅しあげます。
これには吉之助もぐうの音も出ない。ノープランにもほどがありますねw
正面から毒入れたでしょって言って、はい入れましたって言うような相手ではないことくらいは
わかるでしょうに…。
その後斉彬にもつまらんことをするなと叱られてましたw
この謎の面の男は、斉興ではなく井伊直弼の手の者でした。
顔がちょっとしか映らなかったのでわからなかったけど、薩摩藩士なのでしょうか?
吉之助たちの会話を藩邸で立ち聞きしていたのもこの男ですし、やはり薩摩藩士と見た方が自然ですね。
ということは斉彬に毒を盛ったのもこの男なのでしょうか?
毒見をした後に毒を盛っているのですから、犯人は限られると思いますが、
斉彬にはその犯人を暴くつもりはないようですね。
こんなだから長生きできないんですよね…。
命に代えてでもやりたいことがあるのなら、その命を大事にしなければなりませんよ。

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2018/03/21 15:49
私は何か他のドラマで最近見たような気がするんだよなぁ
なんだったか完全に忘れたけど…
アバター
2018/03/21 12:06
そう言えば、南野陽子を久しぶりに見たよ~



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