Nicotto Town



私の嫌いな漫画がまたアニメになる。


「ピアノの森」である。

私には辛い漫画で在った。
そして既にアニメになっている。
試に見て見た。やはり「嫌いなアニメ」になった。

海の中で暮らしていて地上の学校に通う子供達とかが
出てくるアニメが在ったりして、
其処に出て来るのはフィクションである。

フィクションとして割り切れば良いのだろう。

此の漫画は私個人として個人的な理由で嫌いな漫画である。

子供の頃、バレエの漫画が在った。
とてもきれいな手足のそしてバレエに対して憧れを持つ
漫画で在ると思っていてとても好きな漫画だった。

所が中学生になって其の漫画が好きだと言うと
知人の友人で初めて会った人が「嫌いな漫画」として
其れを好きだと言った私を酷く罵った。

ちょっとした口げんかの果てに彼女は物を投げつけた。
知人の親が止めに入って終わったが、
其れでないと何かを持って殴りつけていただろう。

詰り小学生の時から暴力的な喧嘩で負ける事は許されない。

其れが中学生になってやっと無くなりかけていた事で在った。

久しぶりの正当防衛で在る。
血沸き肉躍る瞬間に止められた。

其の感情のまま家に帰ってきて、
母が知人の家に電話をしたのか、其の家から電話が来たのか解らないが
其の子が其の漫画が嫌いな理由を知った。

小さい時からバレエを習っていて(其れ事態お金持ちの家の子である)
其れが自転車に乗ってどこかに落ちて骨折をして
トウシューズで立つ事は無理と言う事で其の前の練習用のトウの無い
バレエシューズの段階で其れ以上は諦めるか
其れとも脇役で続けて行くかで悩んだ末、
トウの無いバレエシューズの練習の小学生でとても上手だったのに
止めてしまったそうだ。

本人が決心して止めた事だが、バレエの物は全て無くして諦めた。

でも時々バレエの事に成るとまだ情緒不安定になるそうだ。

私に八つ当たりをしたのだろう、其の子の親が誤っているとの事で
許す事にした。

私も5歳の時からピアノを習っていた。

とある理由で中学生になって諦めた。

少しずつ諦めるかなとも思っていた時からピアノは雑になって行った。
その頃から暴力的な子供にもしかしたらなっていたのかも、
それ以前からぼうりょくてきなこどもだったかも、
その辺は解らないけど。

で、縦ピアノだったので後ろを開けると隙間が在って
其処は一桁に近いテスト用紙の隠し場所になった。

で、当然音が狂う。其処で高い調律師を家に呼んで直してもらう。
当然、其のテスト用紙が出てくる。

で、親に内緒にすると言う条件でショパンをひいて納得したら
親に内緒にすると言う条件でピアノを弾いた。

内緒にしてくれることになったがピアノをもっと大切にしないと行けないと
行った。

其処でピアノはもうあきらめるんだと思っていると言って
訳も話した。

彼は泣いていた。

私は毎日長い事かかって少しずつ泣いているから
少しずつ諦めているからそんなに悲しくない様にしていると言った。

事情を知っている周りの大人達はピアノの話題を一切しない。

あの「ピアノの森」は二つの理由で嫌いだった。

一つは森の中の雨の当たらない木々が上にかぶさっている所ならまだしも
日が当たったり星が見えるとしたらピアノが狂うだろう。

詰りピアノの健の木が雨で傍聴して音が狂うだろう。

次に怪我でピアニストになる事を諦めた人が出て来るのも嫌だった。

嘘でリアルで変な漫画と何故か沢山のフィクションが出てくるのが漫画なのに
手から火が出て来て人をやっつける事が出来る世界を理解しているはずなのに
其の漫画だけは見ると胸が苦しくなった。

人に聞かせるのは親にだけ思いのたけを乗せてピアノを弾いた。
どうしても其の曲によってリズムが狂う所が出てくる。
其れでも誰かに思いのたけを乗せて引く時は親にだけだった。

後は初めから好い加減に引いた。
其れで其の中でリズムが狂う所を混ぜて誤魔化した。
其の時はピアノは既に諦めていた。

そして在る事をきっかけにしてピアノは止めた。
其のチャンスを待っていたのかも知れない。




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