[SI49]特捜９/警視庁捜査一課長
- カテゴリ：テレビ
- 2018/05/18 16:33:32
特捜９ 第６話「赤い花の殺意」 テレビ朝日 水曜夜９時～
今回は、赤い花をくわえた女性の刺殺死体が川原で発見されるという事件でした。
毎シーズン１回は差し挟まれる、芸能界が舞台の事件ですｗ(ロケが楽ｗ)
被害者はヒット映画「南太平洋の誓い」のプロデューサー・近藤瑠未。
彼女は脚本も担当しており、ちょうど脚本を練っていた途中でした。
容疑者は５人、前作の主演・宇田川徹、ヒロイン・金子あゆみ、クビになった監督・国井康夫、事故で歩けなくなり前作の主演を降りた元俳優で現靴職人の宇田川順一、その仕事のパートナー・佐竹恭子、順一と徹は兄弟です。
全員が瑠未を殺す動機がありましたが、結局順一を映画の世界に戻したくない恭子が犯人でした。
順一は車椅子の生活を送っていたのですが、すでに歩けるようになっており、どうしても順一主演で映画を撮りたかった瑠未が、俳優に復帰するよう頼み込んでいたのです。
しかし恭子の気持ちを知っていた順一は、ずっと車椅子の生活を送っており、元より俳優に戻る気などなかったんですね。
無駄な殺人でした。
瑠未が自らグズマニアの花をくわえた(というか取り落として口に入ったのですが)理由をもっと切なく描けていれば感動できたのになと思いました。
事ある毎に順一を起用すれば話題性でヒットすると言っていたけれど、本当は順一の俳優としての能力を認めていたということだったのですよね？
今回は初回にも出てこなかった矢沢の妻・早苗が久々に登場。
彼女は人気漫画家で、作品が映画化されるってことは人気は継続中なのですね。
あと、国井監督をバッファロー吾郎Ａが演じてたのですが、新藤の顔を見るたび怖くて逃げ出したところが面白かったですね。
最初はともかく、２回目は刑事だって分かってるのに逃げるってことは、何かやましいことがあるのかもしれませんねｗ
警視庁捜査一課長 第５回 テレビ朝日 木曜夜８時～
今回は、不動産会社のワンマン社長が、ジョギング中に刺殺されるという事件でした。
社長はパワハラの常習者で、最近も社員どころかその家族まで全員参加のマラソン大会を開こうとしていたところでした。
うわぁ、私こんな会社絶対やだわｗ
そして特筆すべきは、事件現場付近を異様な遅さで走っていたピンクのジョギングウェアを着た女性。
この女性を柳原可奈子が演じていたのですが、これがありえないくらい遅いｗ
いくらなんでもわざとだとは思いますが、普通に歩くより遅いんですよｗ
あと、カリスマランナーとして出てきた戸間漣(とま・れん)。
名前ｗｗｗ
名前に恥じず、呼び止められてもずっと足踏みしてましたねｗ
しかもチョイ役かと思いきや、犯人に思いっきり利用されてるしｗ
初期の頃は骨太だったのに、最近このドラマ何かおかしい…。
今回柳原はメインゲストでしたが、お笑い芸人がカメオ出演することも多いですよね。
マラソンを強要するといういけすかない社長が、実は愛情を表現するのが下手で、マラソン大会も柳原演じる社員と、その恋人を応援してのことだったってのは、さすがにちょっと無理があるような気がしました。
こんな感じで最後に無理やり浪花節に持っていくミステリー多いですが、正直その手のは遺留捜査だけでいいと思いますね。
あれは死んだ被害者が何を考えて何をし、何を残したのかがテーマの刑事ドラマなので、そのへんのプロットがしっかりしてるんですよね。
付け焼刃はいけません、付け焼刃は。
出ないシーズンとかもあったような…