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<最終回>おっさんずラブ 感想文

おっさんずラブ #7(最終回)「HAPPY HAPPY WEDDING!?」
テレビ朝日 土曜夜11時15分~
▼フラッシュモブプロポーズ
前回、1年後に部長と同棲している春田の様子が描かれ、様々な疑問が湧き上がりました。
どうやら部長は春田の世話をしに家に通い、なし崩し的に同居することになってしまったんですね。
春田も1人では何もできない男なので、部長が世話をしてくれるのが快適で、
ついつい抗えず何となーく過ごしてきたのでしょう。
ある意味卑怯な男ですが、部長がその卑怯さにつけこんだとも言えますw
結婚願望のある未婚女性は、この手法を覚えておくといいでしょうw
ただやはり部長も春田とはプラトニックな関係を貫き通していたようですね。
それが、春田が上海に転勤することになり、部長は早期退職してついていきそうな雰囲気を醸し出し、
その上突然フラッシュモブでプロポーズしたのです。
この状況では、春田でなくても断るのは難しいと思いますw
春田は婚約指輪を受け取ってしまい、以降部長を愛していると、自分に思い込ませようと
すると同時に、どうしても部長との結婚に納得できない自分がいることも自覚していたのです。

▼失恋組
武川に言われ、2人が結婚する前、自分の本心を春田に告白しようとした牧でしたが、
春田は約束の場所に向かう途中、道に倒れていた老婆を助けたため、大幅に遅刻してしまいます。
折悪しく携帯を職場に忘れてきていたため、牧に連絡しようにもできませんでした。
牧はそれで春田の心が完全に部長に傾いてしまったのだと諦めてしまいます。
営業所のスタッフで開いた婚約記念パーティーで、牧はちずと抜け出し、
同じ男を愛した2人で、橋の上から大声をあげて憂さを晴らしたのです。
ちずは春田よりずっとスペックのいい男を見つけると息巻いていましたが、
最後に英語をしゃべる白人男性とペアになって歩いてましたね。
願望がかなったのでしょうが、本当にちずはこの男性を愛せるのでしょうかね…。

▼突然のキャンセル
結婚式の詳細がどんどん決まっていく中、部長は何故か自分は上海には行かないと言い出します。
結婚を諦めたわけではなかったのですが、婚約記念パーティで武川が春田に、
牧はまだ春田のことが好きだと言っているのを、聞いてしまいます。
春田は武川の「本当に部長が好きなのか」という問いに、
少しためらって「当然じゃないですか」と答えてましたよね。
その会話を聞いていた部長は、結婚式の誓いの場で、キスを交わすところになり、
急に牧のことを思い出し、ためらう春田に「神様の前で嘘はつけない」と、
傷心旅行に出ようとしている牧を追いかけるよう、春田を突き放します。
この後、賓客を招いた披露宴があるのにと、まごまごする春田に、
「披露宴はとっくにキャンセルした」と嘘をついて、背中を押しました。
部長、ずーっと攻めの姿勢だったのに、最後の最後で愛する人の幸せを考えたのですね。
牧が身を引いた時と一緒ですが、なぜこう春田は優しい男たちに愛されるのでしょうね…。

▼ハッピーエンド
牧がどこにいるかもわからず、闇雲に白いタキシードで街をさまよう春田は、
運よく牧を見つけることができ、初めて春田の方から牧が好きだと告白し、プロポーズします。
そういえば春田は、今まで1度も誰かに自分から告白したことがありませんでしたよね。
それが今まで恋愛運がなかった原因なのかもしれませんねw
パターンとしては、ちずと結ばれるエンディングもあったと思うのですが、
それならたぶん、牧と別れた時点でちずとつきあうはずなので、
やっぱり春田は牧が好きだったということなのでしょう。
てか、ちずも家事は苦手だし、春田と結婚することになっても絶対うまくいかないわw
それが分かったいたから、お互いに「なし」と判断したわけですからね。
その後、春田が牧と一緒にイチャイチャしながら、上海行きの準備をするシーンで終わりました。
牧はついに我慢するのをやめたと言っていたので、やっぱり今まで我慢してたんですねw
なんだかんだいっぱいありましたが、ハッピーエンドでよかったです。
てか、ヒロイン=吉田鋼太郎というキャッチコピーでしたが、真のヒロインは牧でしたよねw

▼総評
ホモセクシュアルを本格的にテーマにしたこのドラマは、大きな評判となりましたが、
ストーリーがとてもしっかりしていて、ある意味王道的とも言える内容でした。
でもそれで笑えてしまうのはやはり、まだ視聴者がLGBTに慣れてないからかなと思います。
また、メインの俳優さんたちがとにかく演技が上手で、表情が豊かだったのも印象的でした。
吉田、林あたりは演技派なのは知ってましたが、田中がこんなに上手だったとは…。
いつもクールな役が多かったせいですかね。
そして一番よかったのは、登場人物全員がクセがありすぎるくらいのキャラクターでしたが、
そのほぼ全員が優しく、いい人だったこと。
男同士のカップルを最終的には認め、温かく見守りましたよね。
これは数十年前までには考えられないことです。
まだまだ実社会ではこうはいかないと思いますが、
いつかこんな感じの社会になるといいなと思わせました。
まず日本は同性婚を認めるところからですね。
頭の堅いお偉いさん方は、同性婚は子供ができないから認めたくないんでしょうけど、
結婚できなくたって、同性愛者たちが子供を作るわけではないと思いますけどね。
嗜好に関わらず結婚させていた昔とは、時代が違うのですから。

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2018/06/04 01:11
初めまして。
恋愛ドラマの部分は結構ドロドロしましたが、
出てきた人たちは本当にいい人たちばかりでしたよね~。
だからあまりムカッとくることなく、楽しみながら見ることができたのだと思います。
アバター
2018/06/03 20:09
ブログ広場よりおじゃまします。
「おっさんずラブ」は、とてもいいドラマでしたよね。
登場人物が素直でいい人ばかりで、
それぞれに魅力的でした。
実際の世界も、こんな人ばかりだったら、
いいですね♪



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