5月期小題「妖精『英国の庭に飛び交うものたち』」
- カテゴリ:自作小説
- 2018/06/03 23:05:58
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もらったステキコーデ♪:2
「英国の庭に飛び交うものたち」
広いお屋敷の庭には、雪に埋もれる冬を除いて、
いっぱいの花々が庭を彩ってくれる。
もちろん、私が丹精込めて育てているのであって、
それは両親から、そして両親は祖父母から受け継いだもの。
バラ、チェリー、ひなげし、スイートピー、ラベンダー等々。
一見、雑然と植えられているように見えるけれど、
その方が自然の中にすっぽりと包み込まれるようで、
私は好き。
今日も庭仕事を終えると、ベランダでのティータイム。
ベビーシッターに預けていた
2歳になる娘が地面にぺたりと座り込んでいる姿が愛らしくて、
笑みがこぼれる。
娘は一心に何かをみつめて、おしゃべりをしている。
今の私にはもう見えないけれど、
子どもの頃には見えていた、花の妖精たち。
彼女も、妖精たちとのおしゃべりを楽しんでいるのだろう。
そういえば、今朝朝露に濡れていたバラの葉がくるんと丸まっていた。
『きっと、妖精さんがここで眠っていたんだね』
優しい祖父の言葉を思い出す。
広いから、庭の手入れは大変だけれど、
今も妖精たちがいてくれるのだと思うと嬉しくなる。
娘がもう少し大きくなったら、一緒に庭仕事ができる。
そんな日を夢見ながら、
私はミントンのティーカップを手にしたのだった。
著・李緒(natu)
























蜜蜂・くまんばち、タテハ・アゲハ・モンシロ・モンキ……そういう生き物たちが、花々を飛び交うさまは、妖精のようにも見えます。日本の芍薬園や牡丹園の起源というのは、江戸時代の幕府・諸大名家による御薬園なのでしょうけれど、そういうところを散策すると、ちょっと英国庭園を歩いているようにも感じます。たぶん、19世紀のジャポニズム……マネの睡蓮のような、浮世絵にある日本庭園が、影響を与えているのだろうなあと思いました。
ありがとうございます。嬉しいです♪
悩みに悩んだ文章でして、結局題名を変えることでごまかしてしまいました。
小説を書くのは難しいです・・・
そしてミントン~♪
花模様のあの柄はほんとに妖精さんが舞いそうな美しさ。