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シン・ドラマ汁


西郷どん 感想文

西郷どん 第21回「別れの唄」
NHK 日曜夜8時~
▼召還状
今回は、吉之助にやっと召還命令が下るも、吉之助は大島に骨を埋めるつもりだと言い張り、
なかなか帰ろうとしないという、フィクションのお話でしたw
まぁでも実際、初めて子供が生まれ、そのために新居を建ててもらい、
これからという時でしたから、多少なりとも奄美の生活に未練はあったでしょう。
「今かよ!」みたいなw
前回ホイホイ帰ったと書きましたが、それはちょっと言いすぎだったかもしれませんねw
この時代は今から考えられないくらいのんびりしてましたから、
召還状を受け取ってから島を出るまで2ヶ月近くあったようです。
ただやはりどう考えても、大島に骨を埋めるつもりだったとは思えません。
そこはまぁそれ、フィクションとして楽しむしかないですね。
実際悲恋の話としては今回はとてもよく出来たストーリーだったと思います。
そのくらいしか感想が出ないのですけどねw
なのであまり関係ない感想を書いておくと、大島の巫女的な存在であるユタという女性、
あの人のセリフがほぼ理解できないのですが、ネイティブかと思いきや、
中の人は普通に東京出身でしたw
他の俳優さんたちがしゃべる言葉はなんとなくわかるのに、この人のだけはわからないw

▼正助から一蔵へ
久光が薩摩の実権を握り、ついに幕府に対し出兵することになりました。
重役もほぼ久光のお気に入りの若い藩士たちに替えられ、
正助も一蔵と名を変え、久光の命で京都に赴くことに。
ここでもこれから一蔵と書くことにしましょう。
ドラマで一蔵は西郷の召喚状を届けに奄美まで赴いてましたが、あれは完全なフィクションですね。
だって久光から京都に行けと命じられたのに、往復すればかなりの時間がかかる奄美まで
行くはずがないですからね。
また、久光から一蔵という名をもらった時期が、吉之助に召喚状が届いた時期よりも後で、
もし一蔵が召還状を届けたとしたら、その時は一蔵でなく正助という名前だったはずです。
作者としては、愛妻と長男を置いてまで島を出て行くモチベーションとして、
どうしてもここで一蔵に、吉之助が斉彬から拝領した短刀を渡して欲しかったのでしょうが、
こういう小細工が歴史ファンを白けさせることを、NHKはまだ学べないのでしょうか。
そういえば龍馬伝の時も、土佐に帰ってないはずの龍馬を帰らせて、ブーイングされてましたねw
フィクションを貫くなら、最初に久光に京都に行く前に吉之助を連れて来いとか
命令させておけば、まだドラマの中だけでも筋が通ったでしょうに、
久光の命を無視して奄美に来ている感じになっちゃってるので、もう擁護のしようがありませんわ。
この史実無視の傾向は、ストーリーがドラマチックになるものの、
史実を知らずに見ている人に、嘘を教えるとこになってしまうという大きな弊害があるので、
私としては最小限に抑えてほしいと思っています。
てか今回、史実を覚えたいのでしたら、最初から最後まで見ない方がいい回でしたねw

▼最悪の相性
さて、なんだかんだで薩摩に帰ることになった吉之助ですが、
斉彬は久光のために殺されたと思い込んでいる吉之助の、久光の印象はマジ最悪です。
この相性の悪さが悲しい事件を引き起こし、吉之助自身も再び苦難の道を歩むようになるのですが、
このドラマでは2人の関係をどんな風に描いてくれるのか、ちょっと楽しみです。

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2018/06/05 22:58
せめて一蔵が誰かに斉彬の短刀を託したとかならまだよかったのにね。
アバター
2018/06/05 18:00
アゲェ~↑
歴史を知らないおらでも、カンで、一蔵が大島に来るのは、オカシイなと思ったさ~



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