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シン・ドラマ汁


コンフィデンスマンJP 感想文

コンフィデンスマンJP 第9回「スポーツ編」
フジテレビ 月曜夜9時~
▼熱海チーターズ
今回のターゲットは、IT企業の社長・桂公彦。
大学時代に開発したモスモスというアプリが大ヒットし会社は急成長、野球とサッカーの
チームを買い取り、選手や監督を入れ替えて結局崩壊させるという、奇行を繰り返しており、
好きなチームを続けて崩壊させられたという、ダー子の詐欺仲間・チョビ髭からの依頼でした。
最初はプロ化目前といわれる卓球のクラブを売り込もうとしたのですが、
桂は何故かまったく興味を持たず、次に五十嵐の助言でプロバスケチームを捏造することに。
ボクちゃんと五十嵐が選手、リチャードが監督、ダー子は地元の観光協会を退職した
社長という設定で、ニセモノバスケチーム「熱海チーターズ」が爆誕!
早速他のメンバーを募りに出かけます。
まず中学生までバスケをやっていたけどグレてヤンキーになってしまった志村三兄弟、
元日本代表候補だったが今はホームレスに落ちぶれ15年のブランクがある半原、
背が高いというだけでスカウトしたケバブ屋のイスマイル、
ガーナ出身のダンサーでバスケットはまったく知らないジェームズ(本名長いので愛称)の6人。
それにボクちゃんと五十嵐で8人の選手が揃いましたが、五十嵐は秘密兵器ということで、
常に試合中は頭にタオルをかぶってベンチにいました。
その後1回だけ試合に出るのですが、何をやったのか16秒で倒れてまたベンチに逆戻りw
墓場まで持っていくタイプの秘密だったのですねw
ちなみに志村長男役の小澤亮太は得意技がバスケとなっており、
元からバスケができる役者を集めたのでしょうかね。
さらにちなみに、卓球の鴨井ミワは、平野美宇がカメオ出演していたようです。

▼連戦連敗
初戦は余命短いオーナーにチームが勝ったところを見せたいと嘘をついて、
相手のチームに八百長をやってもらって、その模様を録画し編集して桂に見せました。
桂は興味を示し、1年間2.5億での契約を交わしたのですが、様子を見て3年の契約にしたい
と言い出したため、欲が出たダー子はバスケを続けることにします。
ほぼ素人ばかりのチームなので、連戦連敗なのですが、何故か桂はご機嫌。
ダー子は、恐らく桂は税金対策のため、赤字の弱小チームを経営したがっていると言い、
選手たちに3年契約にこぎつけるため、このまま連敗を続けるよう言うのですが、
その言葉が図らずも選手たちの心に火をつけたようで、本格的に練習を始めます。
とはいえ相手はプロチーム、そう簡単に勝てるものではありません。
しかし逆に連戦連敗が話題となり、彼らは一躍地元の有名人となってしまいます。
勝てはしないのですが、ファンが増え、観客が増え、グッズが売れ、チームは黒字経営に…。
そこで出てきたのが桂。
彼は実力派の選手と監督の更迭を言い渡しますが、リチャードたちは従いませんでした。
ダー子もとうとう彼らの熱意に負け、契約違反だと息巻く桂に、契約金を返そうとします。
彼らの最後のゲームでは、最後にボクちゃんが打ったシュートが入り、勝ったかと思いきや、
シュート前に時間が切れていたのでギリで負けてしまいました。
ダー子は、チョビに桂の過去を調べさせており、運動神経がまったくないのが原因で、
ろくな人生を送ってこなかったけれど、どうしても関わってしまうのは、
結局スポーツが好きだからだろうと、桂に指摘。
そして、こんな素晴らしいチームのオーナーに3年間なれる権利を売ろうと言ったのです。
果たして2年後、半原が監督になり、志村長男がキャプテン、イスマイルはケバブの売り子w
新しい選手も入り、熱海チーターズはやっと最初の1勝を挙げることができたのです。
インタビューでは、選手達と一緒になって喜ぶ桂の姿がありました。
ええ話や…。・゚・(ノД`)・゚・。
あれっ、でもよく考えてみると、詐欺は成功してないってこと?
3年契約の7.5億は、熱海チーターズが受け取ったってことでしょうかね。
ダー子たちが奪ってトンズラしたとしても、桂にとって痛くも痒くもない金額なんでしょうけどねw

▼映画化決定
ちょっと今回は神回だったかもしれない…そのくらい面白かったです。
ただ今までとちょっと違って、詐欺の手法を楽しむドラマではなく、
いわゆるスポ根ドラマになってたんですねw
詐欺の方は、ダー子一味にとっては日常茶飯事のタイプの詐欺。
新鮮味も捻りもあまりなかったのですが、それでもお釣りが来るくらい、
実に楽しいストーリー、演出、そしてオチもとてもよかったです。
ストーリーが結構複雑なのに、枠拡大もなく収まりきっており、その点もすごかったですが、
プロットも小ネタも素晴らしくて、特にダメダメ選手をスカウトするところとか、
五十嵐の「ヒゲダンス、からの、ガチョーン」とか、秘密兵器のネタは抱腹絶倒物でしたね。
またスクールウォーズやルーキーズのBGM、スラダンのセリフなど、パロディも満載でした。
古沢の真骨頂を見たかもしれない…と思った矢先の映画化発表w
あー、そうですか、面白くなりそうではあるんだけど、どうなんだろう、
果たして映画館に見に行く人が、どれだけいるのかな…と、テンションダウンしてしまいましたw




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