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ワールドカップを支えるハイテクノロジーシステム

ワールドカップ2002日本・韓国 
1位ブラジル 2位ドイツ 3位トルコ 4位韓国
ワールドカップ2006ドイツ
1位イタリア 2位フランス 3位ドイツ 4位ポルトガル
ワールドカップ2010南アフリカ
1位スペイン 2位オランダ 3位ドイツ 4位ウルグアイ
ワールドカップ2014ブラジル
1位ドイツ 2位アルゼンチン 3位オランダ 4位ブラジル

21世紀になってから準決勝に進出した国は16チーム11か国。
ドイツは4大会連続で進出とサッカー協会が進める強化がうまくいっている。
そして、ドイツ大会以降優勝はすべてヨーロッパで、EUのオリジナル6(フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)のうちサッカーにほとんど力を入れていないルクセンブルク以外の国か国境を接している国が優勝していることがわかる。ワールドカップが開催されるたびにブラジルが優勝候補と言われるけれどブラジルは日韓大会以降決勝に残れず地元開催ではブラジルに7ゴールをたたき込まれて惨敗している。

今サッカーのトレンドはヨーロッパ、しかもセントラルヨーロッパからしか生まれていないことを意味していて、モダンサッカーの戦術はほとんどがオリジナル6の国から生まれている。たとえばスペインのティキタカはオランダのトータルフットボールをクライフがバルセロナに持ち込んだのが最初jだし、プレッシングサッカーはイタリアのサッキがミランでゾーン・プレスが基礎となっている。

戦術が新しくなるとプレーの流れが速くなり、審判3人(主審ひとり、副審ふたり)ではカバーできなくなってきた。そこで、ペナルティエリア内だけを見る追加副審ふたりを置くようになった(ゴール裏)。

それでも誤審騒動が相次いだためにゴール・ライン・テクノロジー(GLT)とビデオ・アシスタント・レフェリー・システム(VARs)が導入されることとなった。

ゴール・ライン・テクノロジー(GLT)は現在4種類。
ホークアイ…両ゴール裏や両ゴール付近に設置した6~8台のハイスピードカメラがそれぞれ違う角度からボールの正確な位置を撮影して映像ソフトウェアが瞬時に解析してゴールかノーゴールかを判断して1秒以内に主審の腕時計に信号を送る。ちなみに開発したホークアイ社はイギリスの会社だがソニーが買収してグループ企業。
ゴールレフ…マイクロチップを埋め込んだボールを使用し、ゴールの枠内に磁場を発生させてゲームを行い、ゴールラインを越えたときにボール内のコイルに磁場が反応することでゴールを判定する。1秒以内に主審に信号が送られる。
カイロス…センサーを内蔵したボールを使い、ゴール裏に磁場を構築して、受信機にボールの現在位置を発信してゴールラインを越えたかどうかを判別する。
ゴールコントロール4D…スタジアムの高所に14台の高速度カメラを設置し1箇所のゴールエリアを7台のカメラで撮影してボールの位置を捉えてゴールかどうかを判定する。17-18シーズンのリーグアンで何回かゴール判定を失敗している。

ワールドカップブラジルではゴールコントロール4Dが採用されていたが判定ミスを受けてワールドカップロシアではホークアイが採用されている。

ビデオ・アシスタント・レフェリー・システム(VARs)
ゴール、ペナルティキック、レッドカード、ファールの人物特定の4つを明確に判定するためにワールドカップロシアで採用された。VARチームは4人一組で全員国際審判員のトップクラスが任命されている。アピールによるビデオ判定ではなく、VARチームがライブで映像をチェックしているなかで誤審の可能性があったプレーについて主審と連絡をとり、確認のためにビデオによるチェックの提案をする。

コロンビア 1-2 日本のゲームで言えば、3分のカルロス・サンチェスが香川のシュートをハンドで止めたシーンでは、ペナルティキックとレッドカードの判定なので誤審の可能性があった場合はVARsによる判定チェックが行われる。しかし、38分の長谷部のファルカオへのファールはゴールではなくペナルティキックでもなくレッドカードでもなく長谷部以外の選手と間違ったわけでもないので誤審だとしてもVARsのチェックは行わない。という基準で運用されている。

一部Wikipediaを参考にしながらの説明だけどハイテクノロジーの説明はむずかしいね。

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2018/06/21 14:06
>Lilyさん
Lilyさんが書かれているプレーをどうしても思い出せず><
2002年日韓大会のときのブラジルvs.トルコのゲームでCKのところにいるリバウドにトルコの選手が強めにボールを送って足に当たり、リバウドが顔を押さえて倒れ込んでトルコの選手が退場になったプレーでは?って覚えているプレーで(^0^;)
リバウドはたしか後日罰金が科されたはずです。。。
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2018/06/21 13:57
>みくあさん
ビデオのレビュー(ビデオ判定ではないらしいです。抗議を受けての判定ではなくてあくまでも審判が判断して主審にアドバイスするから)が導入されたのは3年くらい前で1回の判定に5分ぐらいかかっていたから試合が中断されてしまうと批判されていたんです。だから、最初はテニスのようなチャレンジを考えていたけれど限定して判断するみたいですね。いくつも問題があるけれどビデオで見たら反則はばっちり映ってしまうから公平なのかもしれません。
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2018/06/20 20:35
ドイツの選手で酷い人がいましたよね。相手の選手がワンバンドでその選手にボールを
送ったところ、顔に当たったと言って、転がってペナルティーをとったとか・・。
そのころはビデオ判定もなく、審判も見ていなかったそうですが、
テレビには映っていて、大ブーイングが起きたそうです。



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2018/06/20 16:31
ビデオ判定のチェック基準がこんなに細かく決められていたんですね。
ファールを取られたり、取られなったり、抗議があれば全てビデオ判定できるようになったのかと思っていましたが、そんな単純なことじゃないのですね。




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