スーパージップってなあに?
- カテゴリ:仕事
- 2018/06/28 16:29:19
『階級「断絶」社会アメリカ:新上流と新下流の出現』チャールズ・マレー著 橘明美訳 草思社
マレー氏によると「スーパージップ」とは、認知能力で上位5%以内が居住する地域のこと。新上流の富裕層と呼ばれていて、人種も政治信条も関係なく、ライフスタイルが同じ人たちと過ごすことを好んでいる。
基本的にテレビは見ない、リスナー参加型のラジオは聞かない、アルコールはワインかクラフトビール、タバコは吸わない、ファーストフードは利用せず、新聞や経済誌は高級紙を読む。昼間からスポーツ番組を見ることはせず、休暇はバックパックを背負って大自然の中で過ごす。
一般の人たちと趣味嗜好が違いすぎるから一緒にいても話があわないため、彼らは政治信条も人種も飛び越えて、同じレベルの知能で同じ生活スタイルを好む人たちと一緒に住んでいる。
たまたま白人が多いが、アフリカ系もアジア系もヒスパニック系も住んでいる。アジア系は増えるだろうと言われている。
生活スタイルが同じだとストレスがたまらないから。
近所で起こるゴミ問題も、騒音トラブルも、モラルのレベルが同じだとほとんど起こらない。というか、自分が問題を起こしているのに他人に文句ばかり言う人間が存在するとコミュニティは破壊される。
日本では憲法の下で平等だから、問題がある人だけを他の地域に移すことができない。嫌ならお金持ちになって引っ越すしかないのだ。トラブルを起こす人がかならずお金がないとは限らないし、お金持ちの地区でもモラルが低い人はいる。
スーパージップは自分たちとは考えが違うモラルの低い人たちを、知と富で排除した世界なのだ。いわゆる99%の反対側の1%。
彼らが庶民から富を搾取して自分たちの富を増やして、快適な住生活空間を手に入れている。
知能の高い低いは生まれつきではなく努力で手に入れたものだから、アメリカでは給料を知能によって変えても差別にならない。といわれているが。
モラルが低い人たちはモラルをあげてほしいけれど、サッカーのゴールの歓びを知らない生活は勘弁して欲しいよね。。。
コメントありがとうございます^^
どんなに努力しても運がないと成功はしないですよね。合格率99%でも運がないと落ちたりしますから><
猫好きなので野良猫がいたらお腹がすいていないかなとかちゃんと安全に寝られているかなって気になるのですが。健康で元気な猫は餌をあげなくても自分たちでなんとかするし餌をくれたラッキーくらいにしか思ってないはずです。
うちには犬と猫がいて、住んでいる私はまったく気にならないですが、友人が遊びに来たときは動物の匂いがするはずです。こまめにシャンプーをして、トイレも掃除して、ご飯もコントロールしていてもそうなのだから、野良猫ご飯のキャンペーンではひどいことになったでしょうね。。。
野良猫餌やりの問題は、野良猫かわいそうが猫様のために人間はがまんするべきだとなってしまうことなんですね。自分ひとりで家の中で完結するならいいけれど、近所のコミュニティを破壊するまでやってしまうとね。
近所に住む人は同じモラルの人たちがいいと私も思っています。日本で主張すると平等主義に反するって言われるけれど、ゴミ捨てのルールを守らない人と守って掃除までする人と同じ税金でっておかしいですよね。
コメントありがとうございます^^
アメリカにかぎらず人間は自分と違う人間が仲間にいるのは本能的に嫌がるとのデータがあって、英語の授業でひとりだけ発音が上手いと仲間はずれにされるとか背が高かったり太っていたりするといじめられるとかあって、教育者は全員同じだから平等に扱うと理想論を語るけれどもホントにそれでいいのかってレベルで排除の法則が存在します。
だから、みんな同じレベルで、生活スタイルに満足して、問題が起こらないなら住みやすいはずです。村上春樹さんや三日月さんが過ごしたアメリカの街はちょうどいいレベルでストレスをあまり感じなかったのでしょう。日本人だからではなく、知的レベルとかモラルレベルが同じだと過ごしやすいのは世界共通だと思います。
アメリカ人の友人で格差について聞くと、世襲の話をします。ジュニアは努力はしていないのになんで?ってなるわけですね。だから、努力して成功した人への不満は少ないのは事実です。正当な競争の結果だとあんまり不満がたまらない社会を作ったアメリカの勝ちですね。
下へ向ける人はホントに多くいてマイノリティの優先枠がなかったらとか、彼らが自分たちの仕事を奪ったとか、よく聞きます。彼らの仕事は外国人だけではなくてAIが奪っていくでしょうから政治の力は必要でしょうね。
アメリカで成功するには勉強するか、スポーツで成り上がるか、芸術で才能を発揮するかしかなくて、そのすべてにお金がかかるのが現実ですね。お金がない学生をすくい上げるシステムはスカラーシップなどあるにはあるのですが全部を見るわけにはいかないし、ライバルも多いです。
そして、努力したすべてを生かすために保守的(日本の政治の保守的にではなくてホントの意味の保守)に作りあげたのがスーパージップなのでしょうね。
リプレースメントの考え方や日本の平等主義の悪癖についてはまた機会があったら書いてみます。
興味深い返事になったかどうかはわかりませんがm(__)m
低いレベルに流されることがままありますから、子育てが終わったら
自分の人生を楽しむ上で、おつきあいする人たちも選ぶのが理想ですね。
kiriさんは猫が好きだから言いにくいのですが、ある隣街のおばあさんが
私たちの住宅街の全ての空き地に猫の餌を配りあるいていたのです。
野良猫が集まり空き地は猫のフンだらけ、駐車場として
借りている方の大型車のタイヤの溝から泥はねよけにも飛び散り、すごい匂いでした。
当然住宅のお庭全てが被害にあい、夏場の匂いは耐えられないほどでした。
迷惑だから、野良猫に餌をあげないでくださいと会長さんや、空き地の近所の方たちが
注意しようもんなら、「猫を飢え死にさせる気か!」とぎゃんぎゃんと口汚くののしり、
「殴ってやるぞ!私の後ろには怖い奴らがついてるんだからな」と詰め寄ります。
それで、町内会のルールが「野良猫に餌をあげないで」から、「避妊する会費を出して
増やさないようにしましょう」に変更になりました。
迷惑をかけられている側が、野良猫のためにお金を払い、寿命を全うするまで
待たなくてはならないようになったのです。
でも餌がある限り違う猫がどんどん寄ってくるわけで・・・
自分が猫以外、誰からも相手にされないからと言って、周囲を巻き込んで自我を通すのは
勘弁して欲しいなと、みんな激怒したのでした。
でもね、そのおばあさんは猫を飼っている家があると知ると、
野良猫のボランティアをしましょうと呼びかけ
玄関先に餌のトレーを置かせてしまうなど、もうやりたい放題になり、
近所の人たちも、猫を飼っている人たちに良い感情を持てなくなりました。
kiriさんがおっしゃった通り、問題を起こしてばかりいる人が、
コミュニティを壊していったのです。
これは、少し前のことで、あることがあって少し状況が改善されましたが、
その時は、やはり誰かと会うと、猫問題の話ばかりになり、私も庭の匂いのきついフンの掃除で
ストレスが溜まりました。
だから、コミュニティに変な方が入ってこれないようなところに憧れます。
突然長々すいません。kiriさんならきっと興味深いお返事くださると思ってます。ではでは
ちょくちょく良いブログで勉強になるので読ませてもらってます。
今日はアメリカ社会に興味があるのでコメさせてもらってます。
アメリカの話で自分たちと(人種的、経済的、思想的)に似たような人々が集まってコミュニティーを作るという話を色々聞きますがアメリカの特徴の一つなのかもしれませんね。いくつかのエピソードを思い出しました。・エリート名門大のプリンストンに行った村上春樹はコミュニティー内の人がヨーロッパビールしか飲まずニューヨークタイムズを読むことが暗黙の義務になっていることを著書で不思議だがある意味住みやすい場所だと評価していた。・僕がひょんな偶然で1か月くらい住んでいたアメリカの高給住宅街はご近所さんは医者か弁護士のみという場所でした。住宅街の外周は塀で囲われて入るのにもセキュリティが厳重。家の鍵は空きっぱなしでも泥棒は入りません。人間は十分なお金があったらリスクを冒してまで盗みをしないんでしょう。金があるとモラルは高くなるんじゃないかと思ったりします・白人だけが住む町、通称ホワイトピアがあってそこのコミュニティーには白人しか住んでいない。
努力して知能が高くなり高い給料を手に入れられる
についてですがこれはアメリカの教育精度に深く結びついていると思います。
「努力して知能が高くなって高い給料を手に入れられる」というのはちょっと違って、
「努力して学位をとったりロースクールに行って高級職につく」の方がアメリカの現実にもっと合ってると思います。(続
つい長々書いてしまいました。気が向いたときにお返事貰えると嬉しいです^^;