[SI69]遺留捜査
- カテゴリ：テレビ
- 2018/08/19 16:33:50
遺留捜査 第５話 テレビ朝日 木曜夜８時～
今回は、１クールに１本はあるんじゃないかと思われる、芸能界を舞台にしたお話でした。
映画やテレビ業界は、映画会社が作っているテレビドラマでは、とても作りやすいですからね。
スタッフもキャストもよく内情を知ってますし、私はこれは息抜きの回だなと思ってますｗ
犠牲者は人気衣装デザイナーの井波という男。
しかし実際彼がデザインしたことになっている衣装は、ほとんど里中というアシスタントの男性がデザインしたもので、今回の事件はそれが原因のトラブルから発生したものでした。
里中が結婚を期に独立しようとしていたので、窮地に立たされそうになった井波は、その婚約者で現場に出入りしていた飲食店のスタッフの涼音という女性を脅したのです。
お腹に赤ちゃんがいた涼音は、身の危険を感じて反撃に出て、井波を殺してしまったのです。
ただあんな物で女の力で殴っただけで死ぬかな？とは思いましたけども。
最初に涼音が出てきた時、事件を知って最初に聞いた質問が「どこで？」と、死体の場所を気にしていたので、ちょっとこいつ怪しいなと思ってました。
普通は知り合いが殺された場合、最初のその場所を気にしたりはしないでしょう。
私だったら「誰に？」「どうして？」とか聞きますね。
今回の３分間は、涼音をかばって犯行を自白した、美術監督の山野辺。
一見２人は何の関係もありませんでしたが、山野辺は彼女の店の常連で、彼女に亡くしたばかりの娘の姿を重ねていたのです。
糸村がしきりに気にしていた、現場から見つかった特殊な形状の爪ヤスリは山野辺の物で、娘の生前に作っていた宝石箱を、涼音にプレゼントするため、新たに特注したものでした。
涼音は犯行を自白したのに、山野辺はついに最後まで自分の犯行だと言い張りました。
これはちょっと珍しいパターンでしたね。
まぁでもアリバイなどの証拠が揃ってますから、山野辺が起訴されることはないでしょう。
今回も被害者がクズのパターンでしたね。
