がんってどうやってできるの?
- カテゴリ:美容/健康
- 2018/08/21 16:42:19
がんはふたりにひとりがなる時代とか、がんは治る病気とか言われるけれど、いまだにがんは怖い病気で、健康診断でがんかもしれないから再検査って言われたらどんよりとした気持ちになるよね。
福島で原発事故が起きたときに原発反対運動が起きて、いまだに原発の再稼働がむずかしいのも、放射能事故が起こったときにがんが多発して健康被害が大きくなるから。
でもね、がんってどんなメカニズムで発生するのかって聞かれたらほとんど説明できないんじゃないかな。発がん物質を摂取したらっていうけど、がんはウイルスが悪さしたのでも、毒が入ってそれが原因でってわけでもないんだ。
がん発生のメカニズムは非常に簡単で、細胞分裂のコピーミスから始まるんだ。人間に限らず生物は細胞分裂をくりかえして新陳代謝しながら成長したり、健康な状態を保ったりしている。その細胞分裂でコピーミスをしてオリジナルと違うものができてしまったときにできるものががんの卵なんだ。
生物のからだはうまくできていて、コピーミスが起こってもミスした細胞の自殺機能が働いたり、免疫細胞が異物と判断してやっつけたりして、1日数千から数万発生しているがんの卵を大きくしないように処理している。だから、細胞分裂と分裂後のアフターケアがうまく行っているうちはがんは大きくならない。
じゃあ、タバコなどの発がん物質や放射能はどうして?っていうと、発がん物質や放射能は身体の中で活性酸素を発生させて細胞を傷つけるんだ。傷ついた細胞は修復されたり廃棄されて新しいコピーが作られるのだけど、あまりにも大量に傷ついた細胞があると、どうしても大量のコピーミスが多く出て、処理が追いつかなくなるんだね。だから、どうしても処理しきれないがんの卵ができておおきながんになるまで成長してしまうんだ。
やっかいなことにがんは大きくなると免疫細胞に感知されないような機能を発生させるので退治できなくなってしまう。これががんができたってことで、転移の可能性がないのが良性、転移の可能性が高いのが悪性って呼ばれるんだね。
だから、活性酸素対策で抗酸化物質を多く含む野菜を皮ごと食べなさいってよく言われるんだ。
そしてもうひとつ。ここでいつも書いている牛乳と乳製品は、がんの卵にとってスーパーフードなんだよね。子ウシを1年で大人の牛にするレベルの栄養たっぷりの牛乳をがんの卵が吸収したらあっという間に成長して免疫機能が効かないレベルになってしまうってことも忘れないでね。
癌って診断されると頭が真っ白になるってよく聞きます。
乳製品はタバコと同じレベルで危険という研究者もいるくらいなのですが、タバコを吸っていても病気にならずに100歳以上って人もいて、運ですよね。
以来再発はしてない
牛乳は豆乳で代用…たまには飲むけどネ
バターやチーズ、ヨーグルトは取ってるから意味ないか(~_~;)