Nicotto Town


出逢いのあの日に行こう


東海道五拾三次

カミサンと娘の北海道旅行7日目は,
札幌に本社があるびっくりドンキーで昼食の後,
私の希望で北海道立近代美術館に行きました。

「日本の美・百花繚乱」 と題する展覧会をやっていて,
伊藤若冲の 「像図」 や
歌川広重の 「東海道五
三次」 全作品などが展示されていました。
広重は,子供の頃に永谷園のお茶漬け海苔に
オマケでカードが入っていたのが懐かしいです。

美術館に着いて入口で当日券売り場に近付いていくと,
知らない御婦人に 「当日券ですか?」 と声を掛けられました。

「ええ。当日券はここで買うようですよ」 と答えると,
その御婦人は 「ちょっと」 と言って私を引っ張りました。

え? 何? あなたも当日券を買いたいんじゃないの?

美術館のスタッフから離れた所まで行くと,
「当日券があるんです」 とのこと。

おおお。それを俺に買えと言うのか?
「御婦人」 改め 「ダフ屋」 と呼ぶか。

「余っているので差し上げます」

おおおお。只でくれるのか。
買うんじゃなければ,法律上の問題は無さそう。

「本当にいいんですか?」
「いいんです。1枚だけですけど,余ったので差し上げます」
「やややや。ありがとうございます」

お金を出すと問題になりそうだけど,かといって本当に只でいいものか。
お金以外の方法で女性を喜ばせる方法といえば,俺様のこの…,
いやいやいや,今はカミサンと娘が居るではないか。
止むを得ない。本当に只でもらっちゃおう。
俺に抱かれようとした御婦人には申し訳ないが。

広重以外にもたくさん展示していて,それらをゆっくり鑑賞した後,
絵葉書を買って美術館を出ました。

大雨でしたが,そこから近かったので
私の会社にカミサンたちを連れて行って,建物の外から
「あの窓がお父さんが仕事している部屋だよ」 と教えました。

夜は,マンションに帰り,
私が鍋料理と焼肉料理を作りました。




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