楽天の案内を見ながらぼーっと思いついた事があったのだが、似たような事は他の人も思い付くようだ。
　http://ichiokuen-wo.jp/investment/18428
　基本的にはほぼ同じ。選ぶ基準あたりも同じ感じで強いて言えば詳しい人が興味を持つことには理由があるので「ランキングの類」はよくわからないのなら確認して乗ってみるのも手である。

　一ヶ月目は1%になってしまうのだが、サービスの仕様上条件を満たせば翌月から継続すれば100円だと3%戻ってくることになる。
　従来だと楽天使わないし…と人によっては無用の長物だったのだが、最近楽天のJCBデビット決済にも使えることになったので、「クレジット決済できる買い物なら普通に使える」ようになった。
　尚、JCBデビットはポイント使用分も含め利用金額の1%がポイントで戻ってくる。普通のクレジットカードでサービスがいいところには及ばないが「預金と同じように管理できるクレジット決済」は使ってみると実は結構便利である。特に通販ｗ

　基本的には定額の積み立てと同じ考え方なので、ピンと来るような人は先を読まずとも良いｗ
　とまぁ、上の人手間をコストと考えて自動で積み立てでやってるわけだが、手動でチャリンチャリンしても話は同じである。
　実にセコい話ではあるのだが、リスクが（3%乗ってるので）普通に買うよりは低く、そもそも換金に手間と時間がかかるので誘惑に負けて使いづらいという貯金箱に丁度良いかなと思った次第。
　わー株価下がってるーという日にチャリンチャリンしておいて、上がってプラマイゼロ以上で売り払えば3%は普通に戻ってくるわけで、そこらの定期預金よりずっといいじゃないかという按配。
　丁度下がり始めそうな勢いなので丁度いいではないか。
　小銭じゃないか？いや、そういうひとは勉強してちゃんとリスクを取ってお金ぶっこみなさいｗ
　難しい事や無駄なリスクを避け、溜め込むにはどうしようというそういうはなしなのだ。
　だから「手元を離れて困る金額やカテゴリの金」は使ってはダメだ。塩漬けしてるような定期預金や大して利息も付かない預金のような暇そうなヤツに働いてもらうのだ。もったいないと思ったり思い出して頼りにするような金をこういう目的の為に手を付けてはいけない。

　小額でちゃりんちゃりんすると、実は口数と金額の都合で本当はまとめ買いしたほうが安くは付く…のだが、「継続する」ことは平均化という効果が生まれる。また、3%ではなく3ポイントなので、決済する金額を大きくすると比率が下がるので最低金額である事にも意味がある。投資信託にポイントも使えるので、次の月には貰った分も再投資が可能である。継続するとたかーいところで掴んでも、やすーい所でも無条件に買っているはずなので、続ける程に大体損益の分岐点が真ん中に近づいていき、経費などは3%の上乗せ分で軽減される。完全最適解ではないが、ほぼ何も考えずに長期的にはプラスになる方向の方法である。
　当然効率としては良くなく、マイナスの時もあるのだが、「安くなったときこそ拾う」のだ。むしろ高くなりはじめたら売るつもりで。
　もちろん「凄く安いときに買占め」て「凄く高い時に売れ」れば一番いいが「そんな事を綺麗にできて予測できるようならリスクを取って大金ぶっこんだら」いいのだ。そんな真似が出来無いから世の中には損をする人が出るのを忘れてはいけない。
　期間が長くなると損益の分岐点が下がっていくしそうじゃないときには売って利益が出るときのはず。諸経費を引いてトントンなら処分して、現金に戻しておくのもリスクの低減や、利便性という部分では有効である。

　また、金額が少ないので基準額のイメージほどはその変動の影響を受けにくいため、この前のような余程の動きが無ければそんなに実際の金額に影響が無い。
　ということで、どうせ貯金しておくだけならそういう運用もあるかなぁと思ったりした。
　あくまで「がっぽり」じゃなくて、楽して低めのリスクで無理せずに増えないかなぁという話である。多分短期的にはもうちょっとお安く拾える機会があるんじゃないかと思うので。
　大きいお金はあんなものやこんなものが買えるくらい損しちゃったよーって見えるから投資は怖く見えるのだよね。

　株式もそうだけど「折角割安に買ってても『もっと下がったけどね！』ってのが見えちゃうから気分的にもやっとする」んだよねｗよほどやらかさなけりゃどっかで同じくらいには戻るし、配当がでる会社ならほっとけば年一回から二回勝手にお金が振り込まれるし、物をもらえたりもする。
　要はお金に戻すときに同額以上で、配当が出さえすれば収支は預金よりいいのであって、売却益とか時価を現金で考えるからあわてることになる。だって売らない時や買い足そうと思わないときの持ってる株の株価なんて何の意味も無いぞｗ
　尚、安くてもちゃんと経営できてて配当が出てる会社もあるので、実は三万円くらいの定期預金を設定するくらいなら、普通に現物を買ったほうが「その会社との縁や興味も出る」し、いいのではないかと思ったりもする今日この頃。欲張るから難しくて損をするのであって、貸す相手が銀行か直接企業かの違いだ。
　大事なのは「いざというときにちゃんと元の金額以上のお金に戻せない事がある」ので、「眠らせて置いて良い」お金に働いてもらうことである。長期的に見ればよほど高い時期にごっそり買わない限りは大体どっかで値段は戻るし、運よく高くなったら売り払って同程度の利率相当の別銘柄を買い直しても良い。
　お値段動いてると儲けられそうだけど、短期的に上手くやるのは難しいので、あっしのような頭悪い子は楽しておこぼれもらうのだ。実はフルにつかったら怒られそうな仕様も見つけてしまったのだが、わざと使ったら対策されるのだろうな……。便宜上そのままにしているだけだろうし。

　ま、「適度に」社会や経済に興味やかかわりを持つのは良い事だと思うのですよ。
　お小遣い稼ぎがきっかけでもなんでもね。但し、誰かの利益は誰かの損によって生まれている事だけは忘れないように。
　楽天が簡単ジャン？って勘違いする人を発掘したいのか、「言われてるほどは怖くないよ？」って知ってほしいのかはわからないけどもｗ