恋はストーカー 5
- カテゴリ:自作小説
- 2009/10/05 21:58:22
私はうなされて目を醒ました。
体と額には汗がじっとりとにじんでいた。
窓は開けてあるが風は無く、薄汚れたカーテンが西日に焼けてだらりと垂れ下がっていた。
飲みかけの生暖かくなったペットボトルのスポーツドリンクを飲み干し、タオルで体を拭きまた横になった。
私は彼女をタクシー乗り場で見失ってから、夜のバイトの疲れがでて帰りの電車は乗るのがやっとだった。
肉体的疲れもあったが精神的疲れは、大きなダメージを私に与えいた。
「今何時だ」
私は目覚まし時計を見た。
まだ日は長くカーテン越しの窓からの明かりで、時計の文字と針を確認する事が十分できた。
「まだ六時半か」
私は再び目を閉じた。
朝方の光景が浮かんで見える。
それは断片的であるが鮮明に動く画像として見る事ができた。
「彼女のセクシーな口元、階段の下から見あげたお尻の膨らみ、たまらない」
私は目を閉じたまま朝の光景を思い出し独り事を呟ていた。
知らぬ間に私は、また深い眠りに入っていた。
再び目を醒ました私は、強い喉の渇きを覚えていた。
口からは唾液が完全に消えて喉は完全乾燥し少し痛みを感じていた。
私は枕元のパソコンのスイッチを押した。
暗い部屋の中でパソコンが立ち上がる音がして、液晶モニタが白い光を放つ。
その灯りを頼りに、私は冷蔵庫に向かい中から2リットルのペットボトルを取り出すと、それを両手で持ち上を向いていっきに口から胃へと流し込んだ。
ペットボトルがみるみる軽くなっていき、胃の中はスポーツドリンクで満たされていく。
半分近く飲んでペットボトルを口から離すと、大きな息を吐き肩でにさん回呼吸を繰り返した。
冷蔵庫の灯りで時計を見た。
時計は午後の10時前を表していた。
冷蔵庫のドアを閉め、パソコンの灯りを頼りに万年床に戻り、その上にあぐらをかいて座った。
私はコタツテーブルの前に座りながらPCの画面を覗いた。
ライブチャットを見るためだ。
PCはコタツテーブルの上にずっと置かれていた。
『nanaunpi』がオンラインしているかもしれない。
私は期待を持って『お気にいり』の中から目当てのライブチャットを捜し出しマウスでクリックした。
画面が変わりライブチャットの女の子の画目が現われた。
チャットガールの写真が、高級な菓子箱の中の和菓子の様に、ひとりひとり四角く区切られ画面に貼られていた。
おいしいお菓子はすぐに食べられてしまうのか、すでにチャトに入ってる女性の写真の周りはピンク色に変わりで点滅していた。
『nanaunpi』がまだチャトに入ってない事を祈りながら私は、女性の写真を上から順番に確認していった。
口元と黒いサテンのミニスリップの胸元が写る女性で目がとまった。
下の女性の名前を見た。
『nanaunpi』と書かれていた。
まだチャトに入ってないらしく、待機中の文字が上に書かれていた。
私は急いで写真をクリックしてログイン画面からチャトに移った。
「こんばんわ」
「遊びに来てくれてありがとう。退屈してたの」
これが私たちの会話の始まりの言葉だった。

























前半のゴミゴさんのくたびれっぷりがリアルです。ゴミゴさんの彼女への感情は、果たして恋なのか?
今後の変化が楽しみですね。
会話だけで話を進める。
初めての挑戦です。
藍姫さんの小説では良くでてきますね。
圧力をありがとう。
頑張ります。
事件を解決する探偵みたいですね ^^
どんなふうに、彼女の情報を引き出していくのか、
ゴミゴのお手並み拝見ですw
ワー、また褒められた。うれしいです。
なんか難しいコメントだな。
『表面的な好奇心と本当の叫び』
ゴキブンの叫びは「あうぅぅぅ~」です。
『産みの苦しみと産み落とされたもの』
残念、オスなので出すのは快感です。
人の宝ものは、子供のことですね。
独身なのでわかりませんが、大事なことは概念で分かります。
はい、育てます。
これからも、応援お願いします。
ありがとう。
やっぱり人は経験を通じて心が豊かになっていくようです
美しいものはいいです
美しいものを美しいと感じられる・・そんな心に憧れます
どんな状態でも人は 美しい心をもち続けたいですね
チャットレディーと会話するゴミゴ・・さてはて
どう展開していくのでしょう・・・楽しみです^^
お互いに求めるものが 表面的な好奇心と
心のすれ違いで終わるのではなく
そこに隠された本当の叫びを・・聞きたいですね^^
産みの苦しみは 計り知れないものがある・・
でも産み落とされたものはその人の宝物・・
大事に大事に育ててくださいね
いつも応援してますから・・^^v
情報は不正確なので確認をお願いします。
チャットレデイーは可愛い女性が多いみたいですよヨ。
クセになりますヨ
M.悠冬さんも訪問さして頂きます。
頑張りましょう。
さちさんに楽しみされると書かなければ
と、意欲がモリモリ。
あそこもモリモリでした。
ゴミゴはチャットレデイーと前に一度チャットしています。
それで、口元の黒子を覚えていました。
この後、手掛かりを得て駅で待ち伏せを試みます。
M.悠冬さんが入会されました。講読会員です。宜しくお願いします。
http://www.nicotto.jp/user/mypage/index?user_id=312909
続きが気になります~
楽しみにしてます=*^-^*=にこっ♪