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シン・ドラマ汁


[SI102]昭和元禄落語心中

昭和元禄落語心中 第6回「心中」 NHK 金曜夜10時~
今回は、菊比古が四国に助六を訪ね、一家で東京に戻り落語をやり直すよう勧めた話、地元の旅館で開いた二人会、その直後の助六夫婦との衝撃的な別れまで描かれました。
菊比古時代の最大のクライマックスですね。
私がアニメで見たのはここまでです。
アニメで見た限り、旅館での助六夫婦の墜落シーンは、どうなってるのかよくわかりませんでしたが、ドラマではとても分かりやすかったです。
と同時に、初めて見た方は「なんじゃこりゃー!」という展開だったのではないでしょうか。
菊比古に迫るみよ吉、つい受け入れてしまう菊比古、そこへ助六が入ってきて、お互いの感情をぶつけあうという、いわゆる修羅場ですが、それがいきなりみよ吉の窓からの転落という意外な展開ですっぱり途絶えてしまったわけですからね。
みよ吉は菊比古を、助六は落語を諦めきれず、お互いどうしても結婚したかったわけではなく、何となくくっついた夫婦でしたから、ここ数年というもの2人とも心に鬱積したものは多かったでしょう。
それを全部吐露することなく逝ってしまったのですから、消化不良感が半端ないですね。
ちなみにみよ吉の本名は、どんな字を書くかわかりませんが、マリエと言うようで、転落しそうになったみよ吉に、助六が本名で呼びかけてましたね。
助六の本名は結局わからないままでした。
娘の小夏は、菊比古が来なければ両親は死なないですんだと、菊比古を恨みます。
こうなったのは結局運命の綾ですので、理不尽な感情とも言えますが、大切な両親を一度に失い、誰かを恨まなければこの少女は生きていけなかったのでしょう。
菊比古はよせばいいのにこの小夏を引き取って育てることにします。
次回から時代は昭和終盤に移り、私の知らないストーリーが展開するのでとても楽しみです。
ですが今まで素晴らしい落語を見せてくれていた山崎育三郎が見れなくなるのはちょっとというか、かなり寂しいです…。




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