将棋という不思議なゲーム
- カテゴリ:日記
- 2018/12/10 15:03:26
将棋はむずかしい。目的は相手の王様をとることだけど、奪った相手の駒も使えるし、相手陣に入りこんだら成り駒になって強力な駒になる。日本のチェスって紹介されるけれど、チェスと将棋は別物だ。日本文化に興味津々の外国人も将棋ってなに?って疑問に思っている。
「逆説の日本史8忠誠混沌編」井沢元彦著
によると。将棋は戦争ゲームではなくマネーゲームだという。
”「将棋は二つの陣営に分かれて経済戦争をし、相手の基本財産まで差し押さえたら(つまり玉を詰めたら)『勝ち』というゲームです。たとえば両陣営の一方をミスター・ゲイツ、もう一方をミスター・マードック(あくまで仮名)としましょうか。ゲイツ陣営が敵の金将という駒を取ったとします。これは経済で言えば、マードック傘下にあった会社をゲイツ側が乗っ取ったということです。当然、その会社は今度はゲイツ側の会社になります。これが『持ち駒』ということです。戦争なら敵の軍人を殺したり捕虜にしたりしても味方にすることは不可能ですが、会社(資本)や財物は奪えば自分の物になる。これが、他の戦争ゲームであるチェスや中国象棋との大きな違いです」と。”
だからこそ、駒は玉、金、銀、桂と宝物にしたし、歩も使用人として成り上がればと金になって金と同じ働きをする。という商売人の考え方を採り入れたのではないかと井沢氏は推察しているのだ。
もう戦争はこりごりという貴族が将棋をビジネスゲームとして作りなおしたのは納得いく答えではないだろうか。
藤井くんは将棋の世界でも新しいタイプですからね。
ホントに新しい金融を作ってしまうくらいかもですね。
囲碁は父に教わったときに簡単なルールだけ教わって定石すらわからないままこてんぱんにされたのであれからなにもしてないんです。。。子供の頃><
こういう解説をきくと、将棋をかじってみたくなります。