子供にはお金よりも愛情を
- カテゴリ:人生
- 2018/12/21 09:49:11
お金がなければ、子供は育てられない。
でも愛情をかけるのはもっともっと大事なのでは。
今回はうちのATM親父のことを
(※愚痴です)
父は大学費用を出したことで子育てをしたと思っている。
わたしが小学校上がった頃には、仕事に夢中で全く家に寄り付かず。
小中学生の娘息子にかける言葉は「勉強さえできればなんでもいい」。
生憎わたしも弟も勉強はできない方。居残りばかり。
条件付きの愛情にも見えるけど、勉強できた所で愛情なんてなかったと思う。
元々父は学歴コンプレックスがあるのだ。
本人は、大学進学率が2%の時代に大学に行ったと自慢するけど、それはコンプレックスの裏返しなのだと思う。
父親は清華大学。 ←例の党の幹部
兄は北京大学。 ←大学教授
嫁は人民大学。 ←優秀な留学生
上の大学は、中国人14億人のトップ中のトップ。
他の親戚たちも笑っちゃうくらいエリートがごろごろ。
しかし一方自分は大学に行ったといっても、体育大学。
そんな中立ち上げたベンチャー企業がそこそこ成功。
これだけが父の誇れるものだったんだろう。
頑張れば頑張るほど成果が出るから、面白くなって、家には帰らない。
子供なんて嫁まかせ、自らATMになることを望んだのだ。
子供は、割と早いうちから父親不在の家になったもんだから、すぐ慣れた。
普段から会わないこと、
口先ばかりの約束、
愛情なんて微塵も感じない。
そして出来上がる希薄な関係。
母は、なんとか子供と父親の関係を繋ぎとめようとしたけど、
双方ともその気がないので上手くいかず。
2017年、父から離婚を迫られ2人は離婚。
住んでいたマンションは父名義だけど、子供たちの帰る家として残しておくと約束。
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ここまで前置き。
さて、ここから2018年のできごとを振り返ってみよう!
1月
わたしの妊娠発覚。
産む決意を尊重してもらえる。
3月
卒業式のため来日。
娘婿との会食をすっぽかしかけた所を、母が空港でとっ捕まえた。
ここで再婚していることが発覚。
4月
母と共に北京に一時帰省する。
実家が荒らされていた。(荷物を無造作にダンボールに突っ込まれていた)
一度父と2人だけで遊ぶ約束をするも、再婚相手の反対に遭う。
(ここで再婚相手は妊娠して流産しかけたと大嘘をつく)
結局再婚相手抜きで会うことは叶わず。
父は何を思ったのか、離婚しようとする。
5月
ついに本当のことを白状。
2人の間には2歳半の子供がいるらしい。
6月
再婚相手に実家の鍵を壊され、 置いてある荷物は郊外に運ばれた。
家財道具は捨てたり、売られたり。
12月
実家がリフォーム中なのを、母と弟が現地で確認。
父はしらばっくれる。
もう何がなんだか…
子供ができて、再婚するところまでは、100歩譲っていいとしても…
あまりにも自分たちが蔑ろにされているのが許せない。
これらのことは全部母からの報告で知った。
父から知らされることも、謝罪されることもない。(中国人は謝らない!)
父は、自分の若い頃のアルバムだけちゃっかり持っていったらしい。
家族ができてからの写真は置きっ放し。
それなのに、お前たちのことは愛してる、なんて言うー!
父は、3歳になったばかりの子が可愛いらしい。
離婚したいのに、再婚相手の言い成りになるのはこの子のせいらしい。
運動能力が高いことをすごく評価してるのだとか。
へんなの。子供なんて好きじゃないくせに。
わたしだってさ、、、
幼稚園で一番足速かったし、
絵も一番上手だった、
日本語も中国語もできて、
英語も得意だった、
何よりその子みたいにわがままじゃなかった。
来年の9月に結婚式を挙げるのだけど、
父に対して感謝の言葉なんて探しても見つからない。
わたしの帰る家を失くしたこと、故郷を奪ったこと、
気持ちを踏みにじったこと、、、今までのことを帳消ししてしまうくらい許せない。
隠し事ばかり、嘘つきまくり、加えて謝ることもできない。
だからこちらも許すことができないのだ。。。
父とは多分縁を切る。
元々希薄な関係なのだ。
大して痛くない。
ATM親父なんて、簡単に子供に切られてしまう。
だから、子供にはお金も必要だけど、幸せになるには愛情はもっと大事。
親になって、つくづくそう思う。
はい、反面教師にしようと思います。
夫は思いやりのある優しい人で、娘を大変可愛がってます。今は幸せです。今は。
これから何十年後も思い合って生きていけたらいいなと思います。
日記を読みました。
ご苦労なさったのね。
お父様を反面教師として、ゆみさんは、温かい家庭を築いてください。