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[SI132]小吉の女房

小吉の女房 第2回「麟太郎、出世する」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
今回もBSの調子があまりよくなくて、ブチブチ切れていたのですが、ストーリーは大体分かりましたので、再放送を待たずに感想書くことにします。
今回は、麟太郎が将軍様の目にとまり、若君の遊び相手として江戸城に召抱えられることになったというお話でした。
一方で小吉は小普請金という、幕府への上納金を納めなければならないのに、その金を喧嘩を治めるために使ってしまいます。
結局喧嘩の元になった関係者の古物商が、勝家の骨董品を高値で買い取るという形で金を出したため、小普請金を納めることはできたのですが、私結構江戸時代のことには詳しいつもりでいましたけど、小普請金の存在については初めて知りました。
小吉は無役なので給料にあたる役料はもらっておらず、所領もないでしょうから恐らく石高に見合った扶持米をもらっていたと思うのですが、小普請金とは武士の税金みたいなものなのでしょう。
つまり働いていないから給料はもらえないけど、生活保護的な米はもらっており、その上で税金を払わされているということになりますが、好きで無職でいるわけではなく、平和な時代に家臣が多すぎてあぶれているわけで、江戸も後期になるといろいろ無理が生じてきて、こりゃ幕府が傾いても仕方ないなと思わせますね。
一方、江戸時代の富くじは有名ですが、裏富というアンダーグラウンドのくじが出回っており、富くじの当たり番号を占うため、いんちきの加持祈祷が行われていることも分かり、とても興味深く見てましたが、これって今の世と大して変わりませんよね…w
後の勝海舟である麟太郎が、幼少の頃から優秀だったのは、さもありなんという感じですが、父親譲りのまっすぐで潔いところと、母親譲りの賢さと、いいとこどりの子だったのですね。
このドラマ、なかなか他の時代劇では見れないようなことが出てきて、面白いです。
麟太郎の活躍も見たいところですが、次回は小吉が早速女絡みで騒動を起こす様子が描かれるようです。




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