Nicotto Town



今日の一枚(35)

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」

カレル・アンチェル指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


思えば、この曲に出会ったことがクラシックを本格的に聴くようになった

自分にとって特別の曲。

中2の頃、この曲の第2楽章、「家路」として親しまれているメロディーが大好きで

ここだけを、繰り返し何度も聴いたっけ。

あれからいろんな「新世界」を聴いてきたが、冒頭に挙げたこの演奏は

いわゆる本場物。

特別なにも変わった演出はせずに、作品自体にこの曲の良さを語らるアプローチで

スマートで正攻法、民族色も充分な素晴らしい演奏。

この盤に対する愛着はいまだに変わらない。

たぶん、これからも。

アバター
2019/03/20 19:16
日和さん、はじめまして。

コメントありがとうございます。

新世界交響曲
自分が中学の時、たまたま観ていたTVドラマで、この曲が流れてました。
その時は、曲名は知らなかったのですが、第2楽章、第4楽章は
いわゆる、「どこかで聴いた曲」として知ってはいました。
ドラマの最後に、それが新世界交響曲と知り、何度も聴きたい想いで、
小遣いをもらいレコード屋に行きました。
当時、LPレコードの廉価盤が1枚1,000円。
入門者向けシリーズの一枚で、解説も充分しっかりしたもので、
今思えば本当に素晴らしい、クラシック音楽との出会いでした。
中学の頃は、レコードなどしょっちゅう買える代物ではなく
一枚のレコードを大切に何度も聴いたものでした。
このレコードはアンチェル/チェコ・フィルの演奏ですが、これが世紀の名盤と知ったのは大分あとのことです。
その頃ノイマン/チェコ・フィルのレコードは2,500円で、録音も新しかったこともあり
自分勝手に聴いたこともないノイマンのレコードの格付けを上にしていました。(笑)
子供だったんですね。
さすがに今はそんな格付けはしませんが
いろんな「新世界」聴いて、その都度、その演奏の素晴らしさや、新鮮さを感じます。ですが
やっぱり最後はアンチェルに戻ります。「刷り込み」というものでしょうか。
安心して聴けるのです。

「新世界」をきっかけに、「幻想」やベートーヴェンの交響曲
高校になると、マーラー、ブルックナー、ショスタコーヴィチなどと
お決まりのコースを経て、たまに現代音楽などへ寄り道してみたり
映画音楽ジャズといった外部の世界への冒険・挑戦など
今ではいろんな音楽を聴いていますが、自分は旋律の美しい音楽が好きです。
ドヴォルザークや、チャイコフスキー、ラフマニノフといった
ロマン主義的国民学派というか、民族色豊かで、哀愁をともなった音楽が好みです。

ドヴォルザークから始まった音楽探訪ですが
世界には、まだまだ知られざる名曲が星の数ほど存在するようで
自分にとって音楽探訪は終わりのない永遠の旅です。
本当にいろんな音楽を楽しんでいきたいですね。
ただ、
中学の頃に比べると、聴き方が雑になってしまいました。

昔、お金がなかった頃、一枚のレコードを大切に、何度も繰り返し聴いて楽しんでいたあの頃が懐かしいです。
アバター
2019/03/19 23:30
こんばんは、はじめまして。日記広場より失礼致します。

「新世界より」は学生時代に演奏したことがあり、私にとっても思い入れのある一曲です。
当時は ノイマン / チェコフィル の盤をよく聴いていました。
どの楽章もそれぞれに好きですが、第2楽章の「家路」のメロディは
ドヴォルザークの故郷を想う気持ちがひしひしと伝わってくるようで
この曲通しての神髄と言っても過言ではないのではないかと、個人的には思います。

クラシックは指揮者や楽団によって曲の印象がガラッと変わるのが面白いですね。
自分のお気に入りの盤を探すのが楽しみの1つでもあります。
様々な指揮者や楽団にそれぞれの演奏の良さがありますが、
作曲家の出身国の演奏だとより感慨深い感じがします。

ドヴォルザークは「新世界より」の他、交響曲第8番やチェロ協奏曲、スラヴ舞曲なども好きで
民俗的な旋律が魅力の作曲家だなと思っています。
色んな音楽を楽しんでいきたいですね。



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