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リベラルの考え方ってどんなもの?

日本の政治でよく使われる「保守 vs. リベラル」のリベラルってなんだろうね。

保守とは従来からの伝統・習慣・制度・社会組織・考え方などを尊重し、革命などの急激な改革に反対する社会的・政治的な立場、傾向、思想などを指す用語[1][2]。また、そのような政治的な立場を奉ずる人物、勢力も保守、あるいは保守主義者(: conservative)と呼ぶ。(Wikipedeia)

つまり、憲法の解釈を180度変更したり、働き方改革で急激に労働条件を変えたり、テロ法案として今まであったものの適用以上に厳しくする法案を通したりするのは、保守ではないんだけど、不思議の国の日本では保守って呼ぶね。

反対語として使われるリベラルは、
1.個人の自由や多様性を尊重する「リベラル」。当初は「権力からの自由」を重視した。ジョン・スチュアート・ミルは『自由論』で、他人に危害を加えた場合のみ自由は制限される、と共存のルールを示した。アダム・スミスは経済活動に対する国家の介入を批判し「小さな政府」(レッセ・フェール)を説いた。
2.上記に対し、放任されれば本当に自由を享受できるのか、各人の自由な人生設計を可能にするため国家の支援が必要と考える「権力による自由」の発想。20世紀の先進諸国は社会保障や福祉国家を整備した。代表的著作には理論家ジョン・ロールズの『ロールズ 政治哲学史講義』がある。(Wikipedia)

と説明されているけれどもこれだとわかりにくいよね。保守の反対だからどうやら変化に対して寛容ってわかるけどって。でも、日本のリベラルは、新しい法案にして日本が変わることに反対ばかりしている。それって、ホントは保守じゃないの?って言いたくなるくらい。

「もっと言ってはいけない」橘玲著 によると。

”「人権」を振りかざす”自称”リベラルが目指すのは、「努力が報われる」遺伝率ゼロの世界なのだ。”

つまり、誰でも最高の環境で、自分の努力で、高い高い到達点まで行ける世界を目指すのが自称リベラルの目指す社会だ。けれども、本当に可能なのか。

個人の努力ではどうしようもないものを理由に差別してはならないというのが今の社会の潮流だ。たとえば、「人種、民族、国籍、身分、出自、性別、性的嗜好、障がいなどなど」。

それとは別に、能力で報酬に差を儲けることは可能とされている。ここに個人のアイデンティティを理由にして補正をすることは認められていない。営業成績は誰もに平等な条件で競争が行われるなら、一番努力した人が高い報酬をもらうことに問題はないはず。

しかし、リベラルは二枚舌を使う。ここが信頼されないところなのだが。

”彼らは、「知能や精神疾患、犯罪は遺伝しないが、同性愛は生得的だ」というにちがいない。なぜなら科学的に正しいかどうかには関係なく、すべては「政治的に正しい」べきだから。”

というわけでご都合主義の自称リベラルと、不可思議な選民思想を持つ自称保守による政治で日本は滅びに向かって一直線に進んでいるようにみえる。

ちなみに、同性愛については、アメリカ国立がんセンターの研究員ディーン・ヘイマーが、ゲイ遺伝子「Xq28」が関連すると発表している。その後、イタリアのパドヴァ大学の研究によって、利己的なはずの遺伝子がなぜ同性愛を引き起こすのかという研究が行われ、ゲイ遺伝子を持つ男性の母方の女性はすべて多産で男性にもてるということがわかってきている。つまり、女性が持っていると男性にもてるモテ遺伝子なのだが、男性が持つと同性愛になるという諸刃の剣だったわけだね。



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2019/03/26 10:21
>わかばさん
いろいろ教えていただいてありがとうございますm(__)m
日本のリベラルと保守ってメディアが作った対立構図なので本当はよくわからないってことが多いですよね。
橘玲さんによると日本人は権威に対して一番嫌がる民族だそうですよ。

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2019/03/22 22:57
そもそもリベラルは保守と対立するものではないと考えます。
そして、自由主義(リベラリズム)の反対語は権威主義(パターナリズム)だそうです。
自分ではとても説明できないので、
以前書いた記事(↓)の一番最後に触れた記事を参照してみて~^^;
http://wakabanonikki-2nd.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-e770.html




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