Nicotto Town



なぞ

おしゃべり広場って、二つあるの?

#日記広場:日記

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2025/11/10 07:34
>雨宮さん
夕べは遅くまでありがとうございました^^
BGM付きの小説、堪能させていただきました♪
さすがです!姉と弟のセリフの掛け合いとその心情が伝わってくる・・
この「伝わってくる」というのがすごいと思いました。
その姐さん(←あえてこう書きますw)のセリフ回しがとにかくカッコいい!
キャラの魅力が心地よかった♬ 私も精進させていただきます!
 ありがとうございました。
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2025/11/10 07:24
>リコさん
昨日は遅くまでありがとうございました^^
それにしても、同じ風景にはビックリしましたねw こんなことあるんだな~って♪
両方とも含みのあるお話で、いいですね。
音楽は、リコさんの内側を少し垣間見た気がします。フレーズに乗っかる歌詞は、
その人の心の叫びかもしれません(極端な現れなのでしょうけれど・・)
案内役のカラスさんに連れられて、これからどこに向かうのか・・? 
ゆっくり待ってみます(w)

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2025/11/10 00:00
https://www.youtube.com/watch?v=ocoKYJa4JNQ&list=RDocoKYJa4JNQ&start_radio=1
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2025/11/09 23:55
https://www.youtube.com/watch?v=ad9D41WzkEQ
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2025/11/09 23:37
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=586971&aid=69233181

https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=586971&aid=69237102

https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=586971&aid=69681639
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2025/11/09 21:51
私はいつものように、眠りから目を覚ました。
本来であれば、いつもと変わらない世界が続いているはずだった。

「何故、ここには何も無い?」

誰に語る訳もでも無く、ただそう呟いていた。
周りには本来あるはずの木々や建物すらも無い。
それどころか、人間すらいない。

私は一人…なのか?それともまだ、これは夢の中なのだろうか。
混乱しながらも辺りを走り回って散策しても何も無い。
ただ、ただ、ずっとずっとずっと同じ景色が続くだけだった。

そして私は息を切らして、地面に座り込んだ。
どうやら混乱で感覚が麻痺していただけで、息を切らす感覚も、走りすぎた事による酸素不足で肺に痛みが走る。
このはっきりとした感覚、そしてはっきりとした意識。

「これが現実なのか。」

私は小声でそう呟いた。
誰からも返事が返ってくることなんて、この場所では有り得ない。
そのはずだった。

「そうだよ」
そう何かが私に声をかけた。
その声は何処か聞き覚えがある様な、懐かしく落ち着く声だった。

咄嗟に声がした方を見た私はそこに一羽のカラスがいる事に気づいた。
疑いながらも私は、カラスに問いかけた。

「今私に声をかけたのは…」

カラスはその言葉を聞いて、片方の翼を羽ばたかせ頭をかしげながら答えてくれた。
「他に何がある?」

何も、無かった。
私はカラスに尋ねてみる事にした。

「ここは何処なんだ?何も無い場所なんてあるはずがない。」

さっきの様にこのカラスはきっと、明確な答え等示してはくれないのだろう。
それでも私はカラスに縋ることしか出来なかった。

「ここに何も無いのは、全てがあの場所にあるからだよ」
カラスの突拍子も無い発言に私は酷く困惑した。
それと同時に、適当にあしらわれているかの様な気にすらなって感情的になった私はカラスを問い詰めた。

「あの場所…?何処からどう見てもこの世界は何も無いじゃないか。」

カラスははっきりと、優しく私を諭す様に答えてくれた。

「生命だ」

その一言は現状を理解するのには十分過ぎる言葉だった。
そうか、私はあの日…。

「じゃあ、貴方は…?」

「行こうか」

「何処に?」



打ち切り。
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2025/11/09 21:18
「あのさ、死にたいって思った事ってある?」
そう貴方は突然、私に問いかけた。

私は言葉に詰まってしまった。
確かに「死にたい」と思った日は私にもある。
だからきっと、その問いはお互いに気の知れた仲だからこその他愛のない雑談だったのかも知れない。
そんな事を考えながらその返事をしようとした時に貴方は私の言葉を遮るように話を続けた。

「僕はさ、本当に愛した人に見守られたまま死ぬ事が出来るならその時に死を迎えたい。」

私は何も、言う事が出来なかった。
でも貴方が自ら死を望んでいる訳ではなく、理想の死に方の話をしたかった事をしたかったのか。
と思い私は安堵した。

そして私は
「そんないつ来るかわからない時の事を今考えてもどうにもならないよ」
とだけ、返した。

その返事を聞いた貴方は私に対して笑いながら
「それもそっか!」
と返し、その日は解散した。

私は帰路につく貴方の後ろ姿を見守りながら、一人悩んでいた。
貴方が私に何故その話を急にしたのか、わからなかったから。
結局そのまま、何もわからず私は諦めて家に帰る事にした。

夕食の時でも、
お風呂に入っている時でも、
テレビを見ている時でも何となく自分の最期の時を考えていた。
眠るために布団の中に入って落ち着いて、やっと気づいた。
私にとっての理想の最期が何か。
でもこれは私だけが知っていれば、私はそれで…。
だから誰にも伝わらないように、自分だけにしか聞こえない様にこう呟いた。

「今日は死ぬには良い日だった、かな。」



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