[SI167]特捜９
- カテゴリ：テレビ
- 2019/05/09 16:50:14
特捜９ season2 第５話「不自然発火殺人」テレビ朝日 水曜夜９時～
今回は、自宅の離れが火事になり、元アナウンサーでセレブ妻の間野妃里子が焼死した事件でした。
容疑者は５人と少し多め。
まず家政婦の赤羽根柚月は、有能な家政婦でしたが、高慢な妃里子に召使い扱いされていました。
その柚月の息子は、通っていた高校を放火の疑いで退学になっており、火災直前に間野家にこっそり出入りしていました。
妃里子のスタイリストの亀谷は、間野家に住んでいて、当夜の行動ははっきりしません。
妃里子の夫・敏郎は、火災が発生した頃には北海道に向かう飛行機の中でした。
妃里子が愛用していて、当初火災の原因と思われたアロマキャンドル等を扱うアロマテラピストの女性は、事件当日妃里子のマッサージをしに間野家を訪れていましたが、火災発生時にはすでに帰っていました。
捜査はいつものように二転三転しますが、発火原因が妃里子の寝ていたベッドの下の、油がしみこんだ布で、その油がアロマテラピストがマッサージの時に使う特殊なオイルであることが分かってからは、事件の様相がはっきりしましたね。
まず出火当時に家にいる必要はないので、全員に容疑がかかりますが、窓が閉まっていたということで、柚月の息子は離れに入れないと思うので、除外してもよさそう。
また犯行に自分が扱うオイルを使うのは不自然なので、アロマテラピストも除外。
残るは柚月と亀谷と敏郎の３人ですが、この中で一番怪しいのは、出火当時は飛行機の中という鉄壁のアリバイをわざわざ作ったように思える敏郎ですね。
結局はタオルを加熱する際についた加熱器の指紋で、敏郎に限定されましたけども、もし手袋とかしてたら検挙できない可能性が高かったですね。
今回のガリレオ顔負けの科学トリックは、なかなか面白かったですね。
惜しかったのは、何故敏郎がそんな知識を知っていたかが、わからなかったことです。
アロマテラピストや、普段からアロマオイルを浸かっている妃里子なら知っていても当然なんですけどね。
