たまには、のんびり詩などー番外編ー
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/05/21 10:42:06
Whatever happens Michael・Jackson
He gives another smile, tries to understand her side
To show that he cares
she can't stay in the room
She's consumed with everything that's been goin' on
She says
Whatever happens, don't let go of my hand
彼は彼女に寄り添い、何度もそうしたように微笑みかけ
どれだけ彼女を大切に思っているかをなんとかわかってもらおうとする
なのに彼女は、部屋にいることさえおぼつかない
あまりにいろいろなことが彼女を襲い、
疲れ果てた彼女の口から洩れる言葉は…
なにがあっても私の手を離さないでね
Everything will be alright, he assures her
But she doesn't hear a word that he say
Preoccupied, she's afraid
afraid what they're been doinng's not right
He doesn't know what to say, so he prays
Whatever, whatever, whatever
Whatever happens, don't let go of my hand
大丈夫、すべてうまくいくさ、彼は何度も彼女に言い聞かせる
でも彼女は、そんな彼の言葉には上の空で
決して耳を傾けてはくれない
彼女を悩ませているのは、彼女の心をしめている恐れは
「やっぱり私たち、間違っていたんじゃないかしら」
彼はもう何を言っていいのかさえ分からなくなり、
ひたすら祈り続けるしかできない。
彼女は言う…
なにがあろうと、決して決して、私の手を離さないでね
He's working day and night, thinks he'll make her happy
Forgetting all the dreams that he had
he doesn't realize it's not the end of the world
It doesn't have to be that bad
She tried to explain, "It's you that makes me happy,"
Whatever, whatever, whatever
Whatever happens, don't let go of my hand
彼は彼女を幸せにしようと、昼も夜も働き続け
かつて持っていた夢をすべて捨ててしまう
この世の終わりってわけじゃないのに、
もうそんなことさえ気が付けない
そんな彼に、彼女は必死で訴える
「ねえわかって。あなたさえいてくれたら、それで私は幸せなの」
何があろうと、何が起ころうと、どんなふうになっても、
決してその手を離さないで…
決して二人をあきらめないで…
なんと暗い悲しいラブソングなんだろう。
どういうシュチエーションなのかわからないけど、
とにかくめっちゃ追い詰められていて
もうこの2人は2人でいることそのものが、ど不幸。
私は恋愛のこういう緊張感に耐えられないタイプなので
こういう関係は、絶対無理。
それでも、ある日、この曲を聴いて、ぽろぽろ泣いてる自分がいました。
およそ理解に苦しむ世界観で泣けるなんて。
マイケルの歌と、カルロス・サンタナのギターが
another・worldに連れて行ってくれたんだなと
なんか感動して、自分なりに訳してみました。
マイケルの歌詞は、一人称、二人称、3人称が入り乱れて
すごく難解なところが多いので、人によっては
「なにがあろうと、俺の手を離さないでくれよ」と
訳されている方もいますが、私はやっぱり、ここは
女性側だなと思いました。
もしマイケルが生きていて、どういうわけか
私と超ラブラブになって、私は夫と子供を捨て、
マイケルは地位と名声を捨て、二人で恋の逃避行をする。
行先は、南米だな。
そこで、二人は隠れひそみ、その生活にだんだん疲れ果てていく。
でも互いに捨ててしまったものがあまりに大きく、
どこへも動くことができない。
とここまで想像して、「いやーーーやっぱり無理!
マイケル、ごめんなさい」となってしまった^^;
「いや、全然頼んでないし」(マイケル、大迷惑ww)