Nicotto Town



30日 自然おしゃべり 奇妙な動物兵器


面白い記事だったので全文アップします。
ハヤブサ、イルカ、コウモリ、チンパンジーは知ってましたが、他は初耳。
今なら小型ドローンでやれそうなことも多いですね。
チンパンジーはオリバーくんが有名ですが、知っている人も少なくなってきましたね。



ーーーーー以下引用
   動物を使ったバカバカしい計画 
昔から、人々は動物を訓練して、戦争の武器に利用してきました。しかし、中には滑稽な戦略もあったようです。今回は、動物を武器として利用した、嘘みたいな計画を紹介します。

 1.ニワトリの熱で爆弾を温める 1957年、冷戦の真っ只中、ソ連軍のヨーロッパの侵攻を防ぐため、イギリスはドイツに核弾頭を埋める計画を立てます。しかし、冬のドイツ平原は気温が低すぎて、爆弾が機能しません。 そこで、ニワトリの体温で電子回路を温めることを、イギリスの軍事関係者は思いつきました。1週間分の餌があれば、ニワトリは爆弾が作動するまで生き延びると考えたのです。結局、ドイツで核弾頭を爆発させること計画自体が中止になっています。

 2.伝書バトを捕まえるハヤブサ 第二次世界大戦中、無線機が使用できない時に、イギリスは推定25万羽の伝書バトを使ってメッセージを発信しています。訓練された伝書バトは長距離を正確に移動でき、敵から追跡されることもありません。そのため、ドイツ軍も伝書バトを使用していました。 すると、イギリスはハヤブサに敵の伝書バトを捕まえさせる訓練をします。この計画で、敵の伝書バトが2羽捕まりました。当時、冗談で戦争捕虜といわれていたそうです。

 3.水中の機雷を探知するイルカ 1960年代以降、アメリカ海軍は海洋生物を戦争に活かそうとしてきました。最も有名なのはハンドウイルカです。ハンドウイルカは水中の機雷を探知して、周囲に知らせました。 シアトルでは、イルカやカリフォルニアアシカが、不審者を見つけて確保する訓練を受けています。戦時中の旧ソ連には海洋哺乳類の部隊があったとされており、イルカが船のプロペラ音を認識して、敵の船を攻撃したそうです。 

 4.コウモリ爆弾 プロジェクトX-Rayで知られるコウモリ爆弾は、第二次世界大戦中にアメリカで考案されました。冬眠中のコウモリを空っぽの爆弾にたくさん入れます。そして、ある高度で砲弾が開くと、暖かい空気でコウモリは目を覚ますそうです。 事前にコウモリには17gのナパームが取り付けられており、のちに爆発を引き起こします。アメリカは数千匹のコウモリを輸入しましたが、原子爆弾への投資が増えたため、コウモリ爆弾の計画は中止になりました。

 5.地雷除去のマウス 戦争中、無数の地雷が戦闘地域に埋められました。現在でも、地雷が撤去されていない国は数多くあります。人力で地雷を撤去するには大変な危険が伴うため、動物が使われてきました。また、地雷撤去の目的で、モンゴルはアメリカに2,000頭のサルを要求したそうです。 しかし、サルの体重で地雷は爆発してしまいます。そのため、ある研究者は、地雷を感知できるマウスを開発しました。このマウスは、通常のマウスよりも500倍匂いに敏感です。

 6.人間とチンパンジーの子ども作る 1920年、スターリンはヒトとチンパンジーを交配して、無敵の種族を作る計画を立てました。優秀な獣医科学者をこの計画に参加させ、「痛みに鈍感な無敵人間」を作らせます。 フランス領ギニアで、獣医科学者は自分の精子でメスのチンパンジーを妊娠させようと試み、3匹のチンパンジーで実験しました。次に、チンパンジーの精子を使って人間の女性を妊娠させようとします。しかし、実験は失敗しました。 

 7.戦士の犬 紀元前7世紀、ギリシャのマグニアシア市は、100kgを超えるマスティフ犬を訓練して戦地へ送ります。犬は他の兵士と同じように扱われ、スパイクのついた甲冑も着せられました。 

 8.蜂の爆弾 1994年、アメリカ空軍は非殺傷兵器の開発に着手します。例えば、ハチやスズメバチを引き寄せるフェロモンを爆弾の中に入れて、敵の兵士を攻撃することを考案しました。また、ひどい口臭のような化学物質や同性愛行為を引き起こす媚薬を爆弾に入れようとも検討したそうです。 

 9.毒ヘビを投げる ポエニ戦争後、カルタゴの将軍ハンニバルは、エウメネス2世と戦いました。しかし、エウメネス2世の船の方が多いと気づきます。そこで、毒ヘビがたくさん入った壺をエウメネス2世の船へ投げ込みました。すると、敵の船は向きを変えて逃げたそうです。 

 10.ミサイルを誘導するハト 第二次世界大戦中、アメリカ軍はハトを使って、ミサイルを正しい方向に誘導させようとします。当時は、まだ誘導ミサイルがありませんでした。訓練されたハトがノーズコーンに入り、ミサイルの進路を示すスクリーンを突いて操作します。あまりにも非現実的なため、計画は却下されました。 


 思わず笑ってしまうようなオカシナ戦略もありますね。 でも、当時は真面目に検討された作戦だったようです。 via: LISTVERSE

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2019/07/31 22:16
taka546さま
正成は防御ですが、攻める方も動物の死体を投げ込んだりして細菌戦を仕掛けています。
時代劇のような綺麗事ではなかったろうです。
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2019/07/30 16:22
楠木正成の戦法にも似たようなものが・・・
あれは釜ヶ崎の黄金爆弾か。(^^ゞ




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