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シン・ドラマ汁


[SI208]科捜研の女

科捜研の女 File.12「赤い宝石」 テレビ朝日 木曜夜8時~
今回は、春田という警備員が、神社で刺された事件でした。
春田が持っていた花束から、前科4犯の半グレ・諸星の血液が検出されましたが、春田と諸星の接点は見つからず、諸星は当然春田のことを知らないと証言。
ですが意外なところから彼らの接点が見つかります。
端的に説明すると、半グレ同士の抗争で怪我をした諸星が、春田が以前勤めていた病院に行き、検査の結果諸星の血液が、免疫グロブリン製剤という人間の血液から作られる血液製剤の成分がある特殊な血液であることが分かり、諸星に献血を促しに行った春田は、諸星が捨てたゴミの中から偶然血がついたナイフを発見、それをネタに脅迫して月1度の献血を強要していたのです。
その後脅迫し続けることに疲れた春田は病院をやめましたが、諸星は献血を続けていました。
当初いやいやながら献血を続けていた春田でしたが、少しずつ意識が変わってきます。
ですが根っからの悪人であることを自負するような人間だったので、自分の中に生まれてきた良心のようなものに戸惑い、苛立ちすら覚えたのです。
変なものですね。
自分を悪人と決めてかかり、悪人らしく行動することにプライドでも感じていたのでしょうか。
ステータスのある人は、善人らしくふるまうため、かなり苦労したりしますが、いわんや悪人をや、なのでしょうかw
結局犯人は、諸星の態度に異変を感じた、6年前の殺人の実行を命じた、諸星の先輩格の男でした。
まぁ今回真犯人は誰でもよかった感じで、善行のため悪事に走った春田と、悪人なのに良心が生じてしまった諸星の2人の男の心理がテーマでした。
ですが残念ながら2人とも最終的には逮捕されてしまったわけですが。
諸星は収監されても献血を続けるのでしょうかねぇ。




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