Nicotto Town


アザミのつぶやき


「カッコウの呼び声」

「カッコウの呼び声」って密かに話題になってたんだねえ。


全然気が付かなかったけど。
ガルブレイスって人が書いてるミステリで、もう3冊くらいでてて、これがその第一作、翻訳は第二作まで。BBCで「カッコウ」はTVドラマシリーズになってたようで、Amazon Primeに入っていたら、特典で追加料金なしで見られる。

これなんで話題かというと、ガルブレイスというのは、J.K.ローリングさんの別ペンネーム。ガルブレイス名義で1冊書いた作品は、不評でボロクソに言われたので、すっかりその名前忘れてたら、今度のはとっても出来が良いらしくて、ローリングさんもインタビューに出てきて、「あと3冊は書いちゃう」なんて言ってるらしい。

要するに、ハリポタの世界はファンタジーが強すぎるので、ハリーとハイマイオニーを今風の設定で大人に作り直して、私立探偵コンビでシリアスな今を舞台に活躍させたって感じ。
読み終わると、こりゃハリーとハーマイオニーでしょうが、と思えてしまう。

主人公ストライクは、有名ポップシンガーの何度かの奥さんではなく、ポイ捨ての愛人の子。お母さんはヤクに溺れて身を持ち崩して亡くなった。
本人はオックスフォードを中退して、軍に入りアフガンに。大砲の弾で足を片方吹き飛ばされて、義足。
軍では、軍内部の特捜隊でいい仕事してたらしい。探偵では、食っていけなくて、秘書の給与も払えない。

そこに人材派遣で来たのが、ロビン。とにかく頭がいい、演技もできるし、ホームズのワトソンというよりは、彼女の方がホームズっぽくて、なかなかおもしろい。

遠からず、劇場映画になるんじゃないかな。






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