トランプ大統領がトルコに書簡
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- 2019/10/18 05:00:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-50092919-bbc-int
エルドアン大統領はトランプからの書簡をゴミ箱に放り投げた。
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トルコ軍によるシリア北部での軍事作戦で
トランプ大統領がトルコのエルドアン大統領に「強がるな。バカなまねはよせ」などとする書簡を送り、警告していたと報道。
米メディアは「小学3年生並みの文章力だ」などとトランプ大統領を持ち上げた。
トランプとエルドアン大統領は西側という事になっているが非常に仲が悪い。
トルコでクーデターに関わったとされるブランソン牧師をアメリカに帰す、返さない で激しく揉めた経緯がある。
トランプは無慈悲にトルコの鉄鋼製品に関税をかけた。
トルコのリラは2015年から下落の一途だがトランプの関税で2018年にはリラが急落。
その後もトルコリラは低い水準で推移した。
これに巻き込まれたFX個人投資家が大損をしたとも言われる。
ブランソン牧師のアメリカ帰国でトルコ鉄鋼製品の関税は下げられた。
トルコ軍によるシリア北部での軍事作戦で立場が悪くなったトランプは「トルコの鉄鋼製品の関税を再び上げる」と経済圧力を強めた。
どうやらトランプは経済制裁、以外の策は持っていないようだ。
米国に逆らう国は多数あるが、その度に出てくる政策は「経済制裁」だけ。
ボルトンを解任した事で トランプ=経済制裁 の図式が明確になった。
クルド勢力は撤退を開始したという。
シリアの紛争は一旦落ち着いた。
しかしクルド勢力はアメリカに裏切られた、という敵対意識を持ったので今後ロシアやシリアと共闘する可能性を残した。
アメリカの敵は世界中に居るのだなぁ。