月下の幻視者-その7
- カテゴリ:日記
- 2009/10/11 00:09:17
NASAが月面での水の存在を確認するため探査機「LCROSS」を
月面に衝突させる実験を行ったというニュースを見ました。
アメリカは将来、月面基地を建設する計画を持っていて、
生命維持やエネルギー源確保に役立つ水を現地で調達できれば
地球から持ち込む積み荷の量を抑えることできるからという
理由で今回の実験を行ったそうです。
なんか妙に現実的でロマンチックじゃないですね~。
このニュースでふと思い出したのが、レイ・ブラッドベリの
「火星年代記」という小説ですです。
SFの叙情詩人と呼ばれるレイ・ブラッドベリの小説はどこか
ノスタルジックで読み終わった後に、景色がセピア色になる
様な不思議な感覚が朱雀は好きです。
火星殖民をテーマにしたこの物語は、昔アメリカでテレビの
長編ドラマとして製作されていて日本でも放送されました。
で、ドラマの火星年代記の中に確かこんなシーンがあったと
思います。
地球人が火星に移植して、もともと火星に住んでいた火星人は
徐々にいなくなって町ごと消えてしまいます。
ただ、ある場所にゆくと火星人と地球人が接触する事が
できました。
そこで地球人と火星人の男女(火星人は金色の瞳)が話をする
のですが、お互いの瞳にはそこから見えるはずの相手の町は
映らず、ただ限られたその場所でお互いを見つめる事だけが
できるのです。
SFドラマに付き物の侵略や戦いはなく穏やかですが、もの凄い
拒絶とも受け取れる共存がそこに存在しているなぁと、少し
切なくなったのを思い出します。
で、もし今回月に水の存在が確認されてそう遠くない未来に
月面基地が建設されたら、この話のようなこともあるかも
しれないなぁなんてね…
では今日は月のまわりでオノマトペの心地よさが出せたらな~と
思って書いた詩をUP。
「十三月の窓」
ゆらゆら纏う 月の色
ひらひら翻る 小夜衣
ほろほろ嘆く 花の影
ふかふか見遣る 片心
名もなき憐恕(れんじょ)は風に消え
杞憂も蕩ける玉桂(たまかつら)
するする見解く 戯心(ざれごごろ)
さらさら零(あ)える 細砂(さざれすな)
てんてん笑みて 星下り
ふるふる揺れる 月夜影

























朱雀は、言葉の由来とか語源とか調べだしたら
楽しすぎて止まらない~って感じなんですが、
もしかして、ミヤさんもそう?
ちなみに朱雀が最初にハマった言葉は
「ハレとケ」です。(笑)
天文学の発達は喜ばしい事なのでしょうが、現在自分が住んでいる地球をもっと大切にしたいものです。
宇宙へと飛び立つのはアニメの世界だけで十分だと思うのは私だけでしょうかね?www
ここでまた雑学の話になりますが、星に関するお話を一つ。
山形のサッカーチームはモンテディオ山形「神の月」という話をしましたが
お隣の宮城県のサッカーチームは「ベガルタ仙台」と言います。
その名前の由来は、東北三大祭にも例えられる仙台七夕祭りから
織姫と彦星である琴座のベガとわし座のアルタイルを合わせてつけられた名前で、
これは「県民市民と融合し、ともに夢を実現する」という願いがこめられているそうです。
それから新潟の「アルビレックス新潟」は白鳥の飛来地で有名な所から、
「アルビレ(オ)(白鳥座の中の二重星を表す)」と「レックス(ラテン語で王の意)」を合わせて、
サッカー界の王者に向けてはばたくという意味が込められているそうです。
私はサッカー自体にはあまり詳しくはないのですが、チーム名の由来に宇宙のロマンを感じました。