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新型コロナウイルスは消毒液では防げない

新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、人々を恐怖の檻に閉じ込めてしまった。

政府広報は今年5月に「新しい生活様式」として実践例を発表した(厚生労働省ホームページから)

感染防止の3つの基本

①身体的距離の確保

②マスクの着用

③手洗い

人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける

遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ

会話をする際は可能な限り真正面を避ける

外出時、屋内にいるときや会話をするときは症状がなくてもマスクを着用

家に帰ったらまず手や顔を洗う できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる

手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)

※高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には体調管理をより厳重にする

移動に関する感染対策

感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える

帰省や旅行はひかえめに 出張はやむを得ない場合に

発症したときのため誰とどこで会ったかをメモにする

地域の感染状況に注意する

日常生活

まめに手洗い 手指消毒

せきエチケットの徹底

こまめに換気

身体的距離の確保

3密の回避(密集 密接 密閉)

毎朝の体温測定 健康チェック 発熱またはかぜの症状がある場合は無理せず自宅で療養

生活場面ごとの例

買い物

通販も利用

1人または少人数ですいた時間に

電子決済の利用

計画を立てて素早く済ます

サンプルなど展示品への接触は控えめに

レジに並ぶときは、前後にスペース

公共交通機関の利用

会話は控えめに

混んでいる時間帯は避けて

徒歩や自転車利用も併用する

食事

持ち帰りや出前 デリバリーも

屋外空間で気持ちよく

大皿は避けて料理は個々に

対面ではなく横並びで座ろう

料理に集中 おしゃべりは控えめに

お酌 グラスやお猪口の回し飲みは避けて

娯楽 スポーツ等

公園はすいた時間や場所を選ぶ

筋トレやヨガは自宅で動画を活用

ジョギングは少人数で

すれ違うときは距離をとるマナー

予約制を利用してゆったりと

狭い部屋での長居は無用

歌や応援は十分な距離かオンライン

イベント等への参加

接触確認アプリの活用を

発熱やかぜの症状がある場合は参加しない

働き方のスタイル

テレワークやローテーション勤務

時差通勤でゆったりと

オフィスは広々と

会議はオンライン

名刺交換はオンライン

対面での打ち合わせは換気とマスク

これを受けて、スーパーやオフィス、飲食店ではアルコール除菌液などが常備されて、ほとんどの人が消毒して入り、消毒してから出るようになった。あるオフィスではエレベータに乗る前に消毒し、エレベータを降りて消毒し、オフィスに入る前にも消毒するという。

ところで、ウイルスの特徴って何だろう?

Wikipediaによると。

1.非細胞性で細胞質などは持たない。基本的にはタンパク質と核酸からなる粒子である。

2.大部分の生物は細胞内部にDNAとRNAの両方の核酸が存在するが、ウイルス粒子内には基本的にどちらか片方だけしかない。

3.他のほとんどの生物の細胞は2nで指数関数的に増殖するのに対し、ウイルスは一段階増殖をする。また、ウイルス粒子が見かけ上消えてしまう「暗黒期」が存在する。

4.代謝系を持たず、自己増殖できない。他生物の細胞に寄生することによってのみ増殖できる。

5.自分自身でエネルギーを産生せず、宿主細胞の作るそれを利用する。

という特徴を持つ。つまり、ウイルスは他の生物、人間だったり、他の動物だったり、植物だったり、細菌だったりの宿主が必要で、自己増殖を含むウイルスの目的のために宿主の細胞機構を乗っ取る。宿主を殺すこともあれば、何十年も休眠状態のまま過ごすこともある。両方を同時に行なうこともできる。

ウイルスは彼らの都合で好きなタイミングで、宿主を利用して増殖を始めることができる。好きなタイミングとは彼らにとって敵がいなくなった瞬間で、実は私たちは彼らの手伝いを「新しい生活様式」によって毎日行なっている。

「失われていく、我々の内なる細菌」マーティン・J・ブレイザー著によると。

“消毒薬の使いすぎもやめたほうがいい。消毒薬の主要構成物のトリクロサンは抗生物質ではないが、殺菌作用を有する。昔ながらの石鹸と水で何が悪いのだろうか。私は病院で患者を診るとき、あるいはインフルエンザの季節だけ消毒薬を使っている。皮膚の細菌の大半は何年も私と一緒に暮らしている。私はそうした細菌を知っている。私が他人から細菌をもらうことがあるかもしれない。たとえば地下鉄のつり革などから。つり革を触った手を口に入れたりはしないが、消毒薬を使うこともない。私とともに暮らす善い細菌が除去されることが心配なのだ。それは、悪い細菌と戦ってくれる。”

皮膚についた常在菌はフローラを形成し、いろんなものから守ってくれる。フローラは皮膚だけじゃなく、口の中にも腸内にも体のいたるところにあって、私たちを守ってくれている。

しかし、抗生物質や消毒薬を使うと、常在菌のほとんどは死滅してしまう。私たちは抗生物質を飲んだり、消毒液を使ったりすることで、自分を守っている防御の盾を溶かしてしまっている。大坂冬の陣で和睦して大坂城の堀を埋められてしまった淀君と秀頼のように。第一波は強固な常在菌で防いだけれど、消毒液でせっせと常在菌を殺して無菌状態になって防御の術を失ってしまって、第二波、第三波を防ぐ手立ては限られてきている。

大坂夏の陣で家康は容赦しなかった。コロナウイルスが手加減するなんてとても思えないのだけどね。

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2020/07/31 15:23
>りょうちんOさん
ワープロソフトから転載するとどうしても行間があいてしまうんです。
ウイルスは利口ではないから、自分たちが増殖するためには宿主の健康なんて考えたこともないと思います。
宿主が破産したら困るって思っていたら、致死性の病気なんてならないでしょうね。
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2020/07/31 01:05
文字間が開いていると読みやすいですね(^-^)b

↑ って事はウィルスは宿主がこの世からいなくなったら自分も増殖できない。 
利口な高利貸しは借主が破産したら自分も困るので、容赦なく少しずつじわじわ貸しますねwww




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