ガンダム オリジン 第12話
- カテゴリ：アニメ
- 2020/08/01 17:04:22
https://youtu.be/SLIOVw6UFII?t=635
レビル将軍はどうやってジオンを脱出したのか
オリジン版では初戦で勝ったジオンは有頂天になり、早期の講話＝終戦に向けての取り組みを希望するデギン公王の思惑とは違う方向に動いていく。
テレビアニメ版ではコロニー落とし作戦の衝撃で連邦軍は弱腰になっていたので、ジオンは講話による終戦を望んでいた。
ジオンのロボット戦法が連邦軍に大打撃を与えたのだから、ジオンが有利な条件で講和できるはずだった。
PS2のシミュレーションゲームでもギレンはコロニー落とし作戦で敵総司令部ジャブローを狙うが、どのアニメ作品でもコロニー落としは失敗し、オーストラリアの一部が壊滅する。
ともかくジオンは初戦において圧倒的に優勢だったので、これで講話＝終戦に持ち込めると意気込んでいた。
ところがオリジン版ではギレンもキシリアも講話などは望んでおらず、ジオン軍による完全勝利を目指していた。
TVアニメ版ではレビル将軍がスパイの手引？でもあったのか、どうやってジオンを脱出したのか分からないまま「ジオンに兵なし」の演説を行い連邦軍の弱腰を叩いて、ジオンと講話させなかった。
オリジン版ではデギンの指図でレビル将軍はジオンを脱出したが、デギンの期待を裏切りレビル将軍は戦争継続を呼びかける。
騙されたデギンは激怒する。
つまりテレビアニメ版ジオンは講話を希望していたのに対しオリジン版ジオンはデギン以外、講話など望んでいなかった訳だ。
だが疑問が残る。
レビル将軍は「ジオンに兵なし」と絶叫したが彼がジオン軍の内情をどうやって知ったというのか。
大方、ここから盛り返せば良い ぐらいの考えと当てずっぽうで「ジオンに兵なし」と言ったのだろう。
実際、レビル将軍はずーと監禁状態だったのだからジオンの内情など知りようもないだろう。
ソーラ・レイの照射などジオン軍の底力は凄かった。
戦争初期において情勢は明らかに連邦が負けていた。
ジオン軍は地球侵攻作戦を闇雲に行ったため、全ての戦線でMS不足、補給不足に陥った。
このためある程度の占領が進むとジオンの進撃はピタっと止まった。
ジムが前線に配備されるようになるとザクでは太刀打ちできなくなり戦線は縮小。
オデッサ陥落後、形成は逆転。
地球に降下したジオン軍は逃げ道もなく壊滅した事だろう。