「鹿の王」1~4
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/08/13 23:01:16
上橋菜穂子の「鹿の王」1~4を読み終えたので報告します。
これは「鹿の王 上 -生き残った者」と「鹿の王 下 -還って行く者」をそれぞれ2巻ずつに分けて、文庫本4巻にしたものです。
ファンタジーでしょうか。ファンタジー医療小説…ですかね。
いわゆる魔法とかが出てくるファンタジーとは少し違って、歴史モノの様な感じでしょうか。
背景は、架空の世界、架空の文化、架空の歴史の舞台ですので、そういう意味ではファンタジーなのでしょうか。
医療サスペンスでもあり、冒険小説でもあり。
たまたまですけど、医療を扱ったところが、今回のコロナと重なるところもあって、グッドタイミングでした。
この本は、なかなか読ませます。楽しませてくれます。
登場人物も、皆そろって魅力的です。
続編『鹿の王 水底の橋』が書き下ろしが、文庫になった様なので、楽しみです。