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わたしはどうやったら幸福になれるのか? その7

2019年6月、金融審議会市場ワーキング・グループが報告書として出した「老後資金2000万円」問題。6月11日の閣議後に麻生太郎金融相(当時)が報告書を受けとらず撤回を求める会見をした。


2000万円問題は、老後の生活についてシミュレーションしたもので、年金だけだと現在の生活水準を維持することはむずかしいという事実を表したもので、もともと年金だけでは生活するのは難しいことは年金世代にはよくわかっていたはずだ。

麻生太郎金融相、二階自民党幹事長は、この報告書について金融庁に抗議していて、明らかに火消しに走っている。

2019年4月1日に施行された「出入国管理及び難民認定法」の一部改正により外国人労働者の「特定技能1号」「特定技能2号」の創設により、外国人労働者の規制は大幅に緩和された。
外国人労働者を受け入れることで、労働力不足を解消して、経済を回復することが望まれている。

このふたつを並べたのには意味があって、別々の事案であるが表裏一体でもある。

外国人労働者の受け入れを緩和することで、外国人労働者を低賃金で働かせることについての疑問に、政府関係者並びに一部のコメンテーターは「彼らの祖国では月収ではは何分の1かなのだから、日本で働いて多くのお金を手にする」からいいのだと説明した。祖国の収入の3倍だとしても、同じ仕事をする日本人労働者の収入得よりは少額なのは間違いないないのにだ。

外国人労働者がどこでもドアを使って、彼らの祖国から通勤しているのであればこの理屈は成り立つ。国境を越えて日本では安い賃金で働いても国境を越えて帰れば誰よりもお金持ちだ。生活には困らない。

だが、彼らは島国の日本で一定期間働かなければならない。家賃も食費も光熱費も遊興費も日本の物価と同じだ。外国人だから安くなるわけでもないし、がまんできるわけでもない。ってことが抜け落ちている。テレビではこの説明に対して誰もツッコミを入れなかった。

問題はあると思っていても、低賃金で働かされるのは私ではなく外国個人労働者だからだ。

表裏一体といったのは、高齢者の年金は日本で生活するには足りなくても、東南アジアなど物価の安いところへ行けば充分に暮らしていける。実際に高齢者向けに老後外国で生活するプログラムはいくつもあって、タイなどの親日派が多い地域への引っ越しが多く宣伝されている。

言葉は慣れの問題なので、現地に行けばなんとかなるし、まったく通じなくても、相手に親切にしていれば親切に返してくれるところが多い。つまり、お金が足りないなら外国へ行ってお金の価値を高くして現地で生活すればいいのだ。

このことを説明したメディアはほとんどなかった。

人間は不思議なもので、自分の都合で考える。年を取って知らない言葉、知らない習慣のところで暮らすのは嫌なのだろう。年金は足りないことはわかっていても、国がなんとかしてくれるはずと丸投げにして、どうにもならないってことは絶対に認めない。
外国人労働者も受け入れなければ経済が下降することはわかっていても、彼らに高いお金を払うことは許せない。自分たちはそんなにもらっていないから。

幸福というのは、足りるを知るということだ。上を見ていても仕方がないし、ある程度は自分でなんとかしなければダメだ。ってことを忘れていては誰も助けてくれない。

天は自ら助くる者を助くってこういう意味なんだよね。

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2020/10/13 10:32
>和愛(ともあ)さん
おはようございます^^コメントありがとうございますm(__)m

サークルの参加メンバーがたくさん集まってよかったですね^^
リモートで仕事が増えて、最適化をいろいろ試しているので、落ち着いてから遊びに行きますね^^
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2020/10/11 19:39
初めまして(*^-^*)
笑顔お届けです♪
マッキーちゃんのところからのご訪問です(*^^)v

サークル作っちゃいました(*^^)v
良かったら参加してね♪
四人集まらなかったら消えるらしいので
数にだけでも、よろしくです(*^-^*)




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