わたしはどうやったら幸福になれるのか? その11
- カテゴリ:人生
- 2020/10/21 15:55:34
Trust men and they will be true to you; treat them greatly and they will show themselves great. Ralph Waldo Emerson
人を信頼しなさい。そうすれば人はあなたに正直になるだろう。素晴らしい人物として接しなさい。そうすれば素晴らしさを示してくれるだろう。ラルフ・ワルド・エマーソン
「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」橘玲著によると。
アメリカ人のプログラマー、ケーシー・フェントンがアイスランドをバックパッカーとして旅をしたとき、ドミトリーに泊まるよりも安くあげるためにアイスランド大学の学生1500人に「もしよければ泊めてもらえないか」とメールを送った。50人を超える学生から「カウチでよければどうぞ」という返事があった。
この経験から生まれたのが"The CouchSurfing Project-カウチサーフィン-"というコミュニティで、登録するとホストとなって無料でカウチを提供したり、カウチサーファーとなって無料でカウチを借りたりできる。約200ヵ国130万人が登録していて(2009年)、世界中を旅することが可能だ。
とはいえ、見ず知らずの他人なので、泊めたり泊まったりするのは不安だ。欧米では部屋をシェアするのが当たり前という文化があるとはいえ、世界中同じ文化の人ばかりではない。
そこで、カウチサーフィンでは利用後に相手を評価することで、充分に親切かどうかを確認できるようにしている。よい評価をえればたくさんの人たちが泊まりに来てくれるから「より親切」に振る舞うようになる。その他に主要メンバーによる保証制度や、クレジットカードの登録などがある。様々な評判を得ることをサイトに付加したことで、何百万件もの取引があったにもかかわらず、重大な事件は驚くほど少ない(香港の女性がイギリスでホストに襲われたという事件はあった)。
評判を高めることは名誉欲を刺激する。
ネットオークションの評価と同じで、詐欺をするために始めたオークションでも評価が高くないと信用してもらえず、信用してもらうには正直に取引するしかなく、詐欺ができるほどに評判が高くなると、評判を捨てることが嫌で詐欺をはたらけないという循環で、縛り付けることもなく人を善良にしている。
人間は金銭欲よりも名誉欲が強く、名誉欲は得れば得るほど維持したくなるものなので、よいことは続くと信じられている。もちろん、やりすぎるといいねがほしいためにやりすぎてしまうこともあるのだけれどね。
おはようございます^^コメントありがとうございますm(__)m
ヨーロッパでは他人と接するときに、まずは親切にする。そして相手が親切にしてくれたら親切にする、邪険にされたら邪険にするという、相手がやった通りのことをすることで付き合っていくそうです。だから、親切にされたときにちゃんと御礼を言ったり親切にしたりしないと、あっという間に爪弾きにされるとか。
日本はどうしても地縁とか血縁のつながりが優先されてしまうから、難しいところがありますね。
全員の意識が変わって親切にすることでみんなが幸せに暮らせるのが一番ですね^^
人良し我良し全て良し
宇宙(自然)の法則に則って良いと言われる方向であれば追い風がふきますよね。
昔は、お寺や神社のお堂は宿が見つけれない旅客の宿泊所としても使われていたと聞いたことがあります。
素晴らしいシステムですよね。 雨風を凌げて野獣から身を守ってくれるありがたい場所です。
地元の人がそれを守りまた他の地域に行けば自分も利用する。持ちつ持たれつ
これの均衡が全世界でとれ全ての地域で全世界の人がギブ&テイクで暮らせる世の中が来ると良いですね。
(^-^)v