Nicotto Town


個人的アニメ視聴記録


個人的今年の3冊

今年読んだ本で、今年発売された本ではありません。
軽いネタバレ含む感想なので、ご注意を。
あくまで個人の感想のメモなので突っ込みどころはスルーしてください。


☆辻村深月
『かがみの孤城』


あらすじ(Amazonより引用)
学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

※ロクレンさん周辺のエピソードがすごく好き。ああ。嘘じゃないんだ、嘘じゃないようにしてくれたんだって。
今読んだ感想としては、すごくよかった、になるんだけど、もし、自分がこころちゃんたちと近い年で、生きづらさを感じてるその当時にリアルタイムで読んだら、救われない自分の辛さが先に立って、救われた子たちがうらやましくって、苦い気持ちになったかも。リアルはつらいw


☆高殿円
『グランドシャトー』


あらすじ(Amazonより引用)
「楽しいことは、みんな大阪から始まった!」
大阪京橋のキャバレーで、導かれるように出会ったふたりの女。
昭和から平成へ、家族を超えた絆を描く女と街の物語。

※この本を
興味がないので読まない → 好みがあるので仕方ない。
読んだけど好きではない → 好みがあるので仕方ない。
読んだけど何も感じない → 友達にはなりたくない。
というのが率直な感想。

高殿さんは、良い意味で、職業作家さんだなぁ(下調べや打ち合わせをして、読者のリサーチとかもして、作品を作り上げている)という印象なのだけど、これは、なんか響いた。
数年前、10年くらい大阪に住んでたのに、グランドシャトーのモデルになったグランシャトーのCMとかは見たことない(覚えてないだけ? 大阪の知り合いに聞いたらばっちり知ってた。)から、大阪に住んでたこととは関係ないと思う。
生まれや育ち、年齢で、感じ方も変わるので、どう感じるのかは人それぞれだと思うけど、この作品を読んで、正であれ負であれ、何も感じなかった人とは友達になれそうにない。
たった一つだけでも、心によりどころがあれば。温かいものがあれば。辛いことがあってもまた立ち上がっていける。そういう人・モノ・場所を持てた人は幸せだなとしみじみ思った作品。


☆三田誠
『ロード・エルメロイII世の事件簿』


あらすじ(wikiから引用)
舞台は、日本の冬木市にて行われた第四次聖杯戦争から10年後のイギリス。

第四次聖杯戦争参加者の一人であるウェイバー・ベルベットは、人間的にも魔術師としても大きく成長を遂げ、同聖杯戦争で戦死した恩師のエルメロイ教室を買い上げて魔術協会の一角である時計塔の講師に就いていた。そして、エルメロイ派の次期当主でもあるライネス・エルメロイ・アーチゾルテの要請により、エルメロイ派の当主の座を預かり、ロード・エルメロイII世と呼ばれるようになっていた。

そんなエルメロイII世のもとへ、義妹となったライネスが『魔術絡みの厄介な相談』をたびたび持ち込む。そこから起きた事件を、エルメロイII世は持ち前の分析能力で解決の糸口を見つけ、内弟子のグレイやエルメロイ教室の弟子たち、知り合った魔術師たちの力を借りて謎に満ちた事件を解決していく。

やがて一連の事件の裏に、かつてエルメロイII世と共に第四次聖杯戦争を戦った英霊イスカンダルに関わる、とある計画が浮かび上がる。


※最低限アニメの『Fate/Zero』。できれば、Fate系のアニメはすべて履修、およびTYPE-MOON作品を複数読んでいないと、取り残されてしまうので、敷居が高いのだけど、征服王激推しなので、すごく面白かった。
ちなみに、ソシャゲのFGOはやってない、アニメはプラズマイリヤシリーズとFGO映画の新作以外ほぼ履修済み、空の境界の小説は全巻履修済み、くらいの知識で、世界観とかキャラクターとか状況把握に、そんなに(は)困らなかった、です。
アニメもすごくいいので、気になる場合は『Fate/Zero』を見てからGO!



『ロード・エルメロイII世の事件簿』が敷居高めなので、もう一冊選ぶと

☆恩田陸
『蜜蜂と遠雷』

あらすじ(Amazonより引用)
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。


※直木賞受賞作にとやかく言うのもなんですが、よかったです。

アバター
2020/12/21 02:21
こんばんは。

もともと今年読んだ本をまとめようかなぁと思っていたので、お気になさらず。

それより、風邪ひかれてないですか? 読書よりは体調優先で。(記事にいいねだけで帰ってきてすみません)

どれも、私にとって面白かったというだけのベスト3なので、本当にご無理なさらずです。
興味のないものはスルーしてください。

※ 「ロード・エルメロイII世の事件簿」は、広義のFGO系でもあるとは思いますが、あそこらへんは派生も含めて作品が多すぎてついていけませんw

「ロード・エルメロイII世の事件簿」は、まず、『Fate/Zero』 → アニメの『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- 』を見て、気になるようなら原作に進む…がよいかと思います。
ちなみに『Fate/Zero』では、征服王(イスカンダル)激推しです。
アバター
2020/12/20 23:29
今年のベスト3まとめ感謝です!

「かがみの孤城」
泣くわこんなの。優しすぎるよ。それだけに読み終わった後の救いのないリアルはつらいね。でも最後のページの台詞で救われる。やっぱ辻村深月さんの作品は好きだな。

「グランドシャトー」
>読んだけど何も感じない → 友達にはなりたくない。
おお読むのが怖くなってきたな...さすがに何も感じないことはないと信じたい。それだけあったかい作品なんだろうな。とりあえずkindleで買ったのでGOTHの次に読もうと思います。

「ロード・エルメロイII世の事件簿」
FGO系かと思っていたけどそうじゃないのか。FateはUBWとHeaven's Feelだけで、空の境界はアニメで視聴しました。けどZeroだけ見ていない... タイミングが合わなくてなあなあになっていたのですがこの機会に見ます!んでその後読みます!

「蜜蜂と遠雷」
直木賞第156回の選評の概要に目を通しますね!こちらの作品も購入した(上下巻と続編の3冊)ので順番に読もうと思います。



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