Nicotto Town


えっちらおっちら更新するぶろぐ


TOEICの話と最近の話。主に好きな作品について

 TOEICってむずいよな。むずい。

耳がばかなので永遠にリスニングがだめ。
母国語も聞き取り怪しいのに英語を聞こえるはずがなかった。無念。

 月末に受験予定があるので、短すぎるあがきをしなければ……。がんばえ~笹くん。


 最近は久しぶりに暇なので堕落を享受している。
娯楽の幅が増えた。個人的な今の激熱娯楽は卓ゲー。
カタンとクトゥルフtrpgを中心にtrpgを友人と時間があえば回している。
キーパーが直近多めなのでそろそろ探索者やりたい。

 本は、宝石商リチャード氏の謎鑑定 夏の庭と黄金の愛を読んだ。

このシリーズアニメ化されたらしいけど、PVからどことなくダメムードを感じたので未視聴。そもそもアニメ化作品を見ることの方が少ないが。
後日個人的に信頼のおけるレビュワーさんがダメ印押してたようだったし、正解だったかな。

 まあそれはそれとしてやはり原作はいい。
 今回はリチャード氏の母が回想以外で初登場の回だったが、想像の通りといえばそう思えるし、まったく意外だったといえば、そうも思える、魅力的な女性だった。
 リチャード氏と例のイギーくんはあいかわらずたいそう仲がよろしい。

 ネット小説だとそうだなあ。最近は2作品ほど数日に一度更新される長期連載の小説があるから、新規に読み直しているのは少なめ。

更新される作品というのは、

転生貴族は大志をいだく!「いいご身分だな、俺にくれよ」
潜伏賢者は潜めない~若返り隠者の学園戦記~

の2作品。

 両方書籍化してるので、初期タイトルより長くなるのはご愛敬ですな。サブタイ最初はなかった気がする。あったかな?

いいご身分だな、俺にくれよ、の方ですが、
プロローグはなろうでは(特に女主人公異世界恋愛ジャンルで)お馴染、王子からの「悪役令嬢(私はこの表現嫌いです)」への婚約破棄から始まります。
しかしこの作品のジャンルはハイファンタジー、主人公は男。

プロローグあけの一話は赤ん坊からのスタート。
どうやら侯爵家の跡取りの、第一夫人の第一子という生まれらしい。
しかし第二夫人はすでに男児を産み落としていて、そちらのほうが家格が高いため、継承権争いが今後成長するにつれ、いつ起きても不思議ではない危険な状態である……ということに主人公はすぐ気づきます。

 まあこの状態からあれやこれや頑張るわけですが、プロローグにたどりつくまで実に400話以上かかります。
毎話も短いわけではないので相当ですよ。
(今ちょっと数話の文字数を確認したところ五千字前後みたいですね。単純計算で400話まで200万文字……ラノベだと一冊が~10万文字程度らしいので、まあかなりですね)
私はめちゃめちゃ展開引っ張られるのとか、積年の想いを読者側も体感できる長編大好きなので、あのプロローグ回収回はアツかった~。

 この作品の作家さん、主人公をクズめにしがちなのですが、その具合がいいですね。前作よりはまともな主人公ですが、この作品の彼もそこそこアレです。

 赤ん坊のころを一話、活動し始める3歳から「〇年後~」を使わずに18歳まで丁寧にやるんです。珍しいですよね。
 なろうの十八番でもある、主人公が強い(この作品では立場的な意味でですかね)作品ではあるんですが、かなりでかい失敗もするし、運勝負になる場面もあり、チートや俺tueeとはならず、努力を見せてくれるのでその辺の塩梅はうまいですよ。すき。
 魔法などはなく、主人公の戦いも政治的なものが多いので、彼が苦悩し、失敗し、成功し、その影響がどこまで及ぶかというのが楽しめます。丁寧に描かれているので、彼の子供のころの行動に由来する周囲の人物の心象とかも引きずられてて私が好き。

最近はプロローグを回収しただけあって、全体からみると最終章に入っているものと思われます。エンディングの落ち着き方はまだ見えないけど。
彼、アイザックくんの目論見がどこまで成功し、どう決着がつくのか楽しみです。


 あと、最果てのパラディンの作者さん、柳野かなたさんが、復帰されました。長く消息をたっていた方なので、ともすればお亡くなりになっていてもおかしくなく、すっごくブルーだったんですが、Twitterで姿をみられるようになりました。
 心身ともに体調を崩されていたそうなのですが、だんだんと活動できるようになってきたらしいのです。うれしい。よかった。
 長らく筆を置いていた方なので、リハビリがてら少しずつ続きを執筆なされているそう。
 あの続きが読めることは大変、すごく、ほんとうにうれしいのですが、それ以上に、現在活動できる状態である、つまり元気であることがめちゃめちゃうれしくて、復帰ツイートを見た時は転げまわるくらいでした。

 きれいな文章、きれいなストーリーを描く方なんです。

 好きな作家は、特にネット小説の作家は、投稿しなくなり、TwitterなどほかのSNSもやっていないと生死すらわからないものがほとんどですから、エタった作家は生きてる情報がわかるだけで私的には百点満点なんですね。
 正直もう「え? 作品? 忘れたわ」くらいの勢いで変なツイートしてても、RTするだけ、ふぁぼするだけでもTwitterとかで観測できるだけでうれしい。
 存在がうれしい。
 最新話、何年でも待つので楽しみにしてます……読み直さなきゃね。


長々とした駄文を投稿します。




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