Nicotto Town


ユウキフォックス


サイのコト知りなサイ2(ツー)


3月1日の日記で、サイのことを取り上げさせてもらったのですが
4月3日の海外のニュースで、またサイのことで興味深いものがあったので
載せていきます♪


前回との重複となりますが
まずアフリカに生息するサイは、角を目当てとする密猟が後を絶たず
中国の東洋医学では一部で媚薬(びやく)として角が重用され、コカインより高値が付くこともあるそうです
特にクロサイは深刻な絶滅の危機にさらされています!
(サイの角は皮膚が硬化して出来たものなので、そんな効果はないし
そもそも切っても生え変わるものなので、殺す必要がない)


そんな中、興味深いニュースが届きましたw
アフリカのサバンナ上空で逆さづりのサイが揺れる光景が!笑ってしまうほどシュールに見えます♪
しかし、当のクロサイにとって新天地への空輸は笑い事ではなく、生き残りを賭けた旅なのです!

大半のサイの移動はトラックで行われますが、中には陸路ではたどり着けない場所もあります
そこで保護活動家は10年前から、ヘリコプターを使ってアクセス困難な地域に不定期に行き来する取り組みを始めたそうです
空輸の場合、サイは横向きに担架に乗せられるか、足から宙づりにされるとのこと!

担架を使うよりも素早く簡単かつ安価に運べることから、保護活動家の間では逆さづりが好評w
ただ、逆さの姿勢がサイにどのような影響を与えるのか、これまでは明らかになっていなかった・・・

その答えを探るべく、ナミビア政府は米コーネル大獣医学部の研究チームに調査を依頼
サイを逆さづりにし、比較のために横向きの姿勢も取ってもらう実験を行ってきたそうです
そのうえで呼吸や換気(肺におけるガス交換)関連の生体指標を測定したところ、サイは逆さづり時の方が血中酸素濃度が高いことが判明したとのこと!
二つの姿勢の違いは微々たるものだが、サイに使われる強力な麻酔薬は低酸素血症を引き起こすことから、わずかな改善でも健康に違いが出ます
調査の結果、外からは不快な経験のように見えるものの、サイの健康にとっては逆さづりで飛ぶ方が良いことが判明したそうです♪

横向きにするにせよ逆さづりするにせよ、サイの空輸には矢で鎮静剤を撃ち込むための小型ヘリと、輸送のための大型ヘリの2機が必要となります
横たわる場合にはそこに担架の重さが加わり、所要時間も長くなります
野生動物保全医学専攻の上級講師、ロビン・ラドクリフ氏によると、6人のチームでサイを担架に乗せて固定するには最大30分かかるといいます
対照的に、サイの足にロープを取り付ける作業はわずか数分で済む
これなら費用の削減(ヘリ2機の使用料は1時間当たり計4000ドル)になるほか、鎮静剤の作用時間を減らすことでサイの健康も向上します
サイに使われるオピオイド鎮静剤はモルヒネの1000倍強力で、陸路と空路のどちらで運ぶにせよリスクが非常に大きい
ラドクリフ氏らのチームは今後、より長い時間の空輸について調査を行い、脳活動や血流への影響を調べたいとのこと
これに加え、「短期的にサイに問題が出ないことは分かったが、逆さづりで移動した後の様子を観察して、長期的にどういう影響があるかを調べていきたい」と同氏が語る

自身の研究が絶滅危惧種であるサイの保護強化につながってほしいと、ラドクリフ氏
「保護活動家にできるのは、サイが回復できるように最高の安全と管理を提供することだ」
「世界市民として私たちにはこうした動物を守る義務がある」と力を込めたとのことです♪


サイの健康にも、お財布にも優しい逆さづりバンザーイ!w
ここで、サイの逆さづりの写真を見た
ツイッターのみなさんの反応を少しだけご紹介w

・基本的サイ権の侵害じゃん!w
・これ4本の足に自分の体重の負担掛かりまくってんじゃんw
・古代怪獣ゴモラでさえ、ちゃんとネットに包んで運んでたのに…
・やめなサーイ(激寒w)
・サイこれ確実に人生終わったと思ってるでしょ♪w
・まさかの逆さ吊りwww拷問しているようにしか見えねぇおwwww

やはりショッキングな映像ですので、このような反応になっちゃいますよねw
どのような流れであれサイの現状に関心がもたれ、正しい理解が広まるとよいですね
以上です♪




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.