Nicotto Town


個人的アニメ視聴記録


Vivy 9話(個人的メモ)


今回は長すぎるので、別所(この日記でやります)

〇Vivy -Fluorite Eyes Song- 土曜日 23:30
9話
アバンは前回のえーマジで?×2 から。
だって、“トァク”に入るくらいAIを憎んでた垣谷さんが、まさか自分をアンドロイド化? するとは思わないじゃないですか。
同じく、史実でも関係良好みたいに言われてたオフィーリアとアントニオ。オフィーリアを“殺して”アントニオが乗っ取ってるとは思わないじゃないですか。

「どうして」というマツモトの問いかけに「使命のために決まってる」と即答するアントニオ。
「なぜ、自壊……2度もオフィーリアを殺すんです?」と言われたアントニオは、旧型の自分の体を遠隔操作し、マツモトに襲い掛かる。
一方、垣谷は拘束したディーヴァに、ロジカルバレットを使った人格消去プログラムを走らせ、ディーヴァの中に眠るヴィヴィを無理やり起こそうとする。
理由を聞くディーヴァに垣谷は、若い頃の事故、ピアノの先生の葬儀の話をする。AIの扱われ方の歪さとそれへの不快感と、すべてのAIを消したいと思うほどの憎しみとの結びつきがよくわからないなぁ。
AIを消すため入った“トァク”で出会ったヴィヴィから先生と同じ言葉を聞き、『その答え』を知るため、“トァク”を離れ、アンドロイドの体に乗り換え、40年もの間待ち続けるって、結構……かなり、狂気じゃないですか。
ヴィヴィに目覚めを促す垣谷。突然現れたマツモトがディーヴァを助ける。
キューブ型マツモト3ケタってw 人海戦術って割と正義ですよね。
一方、ディーヴァを助けるため、残りのボディを動かすための演算を続けながらアントニオと渡り合うマツモトの方は苦戦中。演算してるってことは、このアントニオとやりあってるマツモトがメインなのかな。
ここら辺のアクションすごいんですよ。マツモトVSアントニオ。そして、ディーヴァ+マツモト軍団VS垣谷。
戦闘シーンがあるの2,3回おきなの、それだけ力入れて作ってあるからだよねぇ。毎回だと制作陣死んじゃわないか心配なレベルだもん。
どうやらアントニオと垣谷は結託してる模様で、何者かの介入があると気付くマツモト。
目的の遂行のためにパートナーを切り捨てたアントニオに、パートナーと(いやいやながらもw)ともに戦うことを選んだマツモトが、オフィーリアの中のアントニオを強制的に追い出す(でいいんだよね?)ことで、勝利。
すでに半壊している旧機に戻ったアントニオは、自分の本当の望み……、自分のためにだけオフィーリアに歌ってほしかったのだと語りながら活動停止し、プログラムの戻った(え? 戻るの?!)オフィーリアはそんなアントニオに手を伸ばし、一番笑ってほしかったのはアントニオだったと告げながらこちらも活動停止する。
この皮肉な結末。お互い求めていたものは同じだったんじゃないの? アントニオが暴走しなければもっと違う結末もあったんじゃ?
マツモト軍団のサポートで垣谷を活動停止させディーヴァの方も決着。
垣谷に、シンギュラリティ計画を知っていたのは何故か、アントニオと結託してマツモトを攪乱した方法、この時代には過ぎた技術であるロジカルバレットの存在、について問い詰めるマツモト。
垣谷はただ、40年後の今日、眠りについたヴィヴィと再び会うチャンスがあると啓示が下ったとだけ答える。
いまだ目覚めぬヴィヴィではなくディーヴァに「先生はあの時人間と同じように苦しんでいたのか」と問いかけ、しかし答えは求めず「お前の存在で苦しんでいる人間がいることを忘れるな」と、ただ呪いをかけて事切れる。呪いだよね、これ。AIに呪いがきくのかはわからないけど。
人格消去プログラムが進行するディーヴァは、マツモトの制止を振り切るでなく「貴方がシンギュラリティ計画を遂行するのが使命のように、歌で人を幸せにするのが……歌を届けるのが私の使命(意訳)」と説得して舞台に向かう。“答え合わせ”がまだですよ、と穏やかに問うマツモトに「私の歌がその答えよ」という言葉を残して。
ディーヴァは舞台で歌を届けながら、マツモトとヴィヴィに未来を託して消えていく。

上とちょっと被るけど、以下が感想。

オフィーリアとアントニオのすれ違いが悲しい。これ、アントニオの暴走がなかったら、もっと違う結末あったんじゃ?
ディーヴァや今まで出てきたヴィヴィと同系列の姉妹AIたち、アントニオ、どのAIを見ても、心(感情)がないとは思えない行動をとってると思うんだけどなぁ。使命だから、だけとはとても思えない。
垣谷さんの妄執。憎んでるはずのAIの体に脳を移植して40年も潜伏を続けてまで答えを求める……って、相当だよね。
先生に対する思いは、事故で腕を失くして音楽への道が絶たれた絶望もからんでそう。だけど、AIの待遇のいびつさがAIに対する憎しみになる過程はちょっと理解しづらいなぁ。
たとえ、ディーヴァの人格プログラムを消して眠ってるヴィヴィを叩き起こし、先生と同じ言葉を言ったヴィヴィから、答えをもらったとしても、結局納得しないでしょうに。お前は先生じゃないってなるのがオチ。
まあ、実際はディーヴァの抵抗とマツモトの妨害にあって、求めた答えを得るところまでもたどり着けなかったんだけど。ディーヴァ(ヴィヴィにかな)呪いだけかけて逝っちゃうとかもうもう。
あと、マツモトが垣谷に聞いてた「シンギュラリティ計画を知っていたのは何故か、アントニオと結託してマツモトを攪乱した方法、この時代には過ぎた技術であるロジカルバレットの存在」あたり、投げっぱなしじゃない? 天啓ですめば警察いりませんよ?
謎をたくさん残したまま、次週はたたき起こされても失意の底にあるっぽいヴィヴィが、がんばる…のかな?
これねぇ、ストーリーにはすごく惹かれてるんだけど、歌がいまいち……というか、「私の歌がその答えよ」というほどのものを感じないのがちょっと残念ポイントなのは内緒ですよ?(個人の意見です)
……歌の力というならロストソングの方が響いたなぁ。




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