Nicotto Town


ウイルス戦争 神は死んだ


カーシェア詐欺の社長がようやく現れる。

https://youtu.be/RuozLz4FJ5c?t=723

カーシェア投資問題では実際に高級車の貸し出しをしていた、というので立件は難しいのではないかと警察が慎重になっているという。
そうなると社長は単に事業を失敗しただけで、カーシェア投資問題を引き起こしたが悪意はなかった、という立場だろうか。
カーシェア事業自体が極めて無茶苦茶な手順で行われた。
まず、自動車をローン購入する投資家が名義貸しの状態で事業に参加。
ローンで購入する自動車はカーシェア会社が用意するが、この高級車というヤツが故障していたり事故車の場合もあったという。
つまりまともに走らない車をローンで300万円で購入させられる訳だ。
名義貸しした投資家は自分の車が故障車、事故車だとは知らない。
この時点でカーシェア会社は事故車をネタに300万円を手に入れ大儲けしている。

カーシェア会社が毎月ローン返済用の金と若干の利益を載せた額を口座に振り込むという話だった。
ところが途中で入金が滞り、投資家は自分で故障中古車のローンを払わされる事態になる。
ここでようやく騙されたと気づくのだがローン会社は毎月支払いを求めてくるしカーシェア会社は逃げてしまうしで、どうにもならなくなる。
そこで破産管財人をかって出た弁護士が被害者達に説明するのだが、ローンを抱えた彼らは「今すぐ自分の車を売りたいから持っていく」と大騒ぎ。
弁護士は「カーシェア会社の資産は私が管理しますので、持ち出せません」と言うわけで被害者は「アイゴー!」と絶叫する。
カーシェア会社が持っていた故障車、事故車は草ボウボウの駐車場に並べられているが走れる車もあれば、故障車もあり、事故車もありという感じ。
これを破産管財人が査定して被害者に金を返せるかと計算したけど、どうやら泣き寝入りするしかない事が判明。
こうして投資家達は全員、被害者になり一人300万円から600万円のローンを延々と返済せざるを得ない状況になった。
カーシェア会社代表の上ノ山章博氏は被害者50人を前に「申し訳ございませんでした」と謝罪を繰り返した。

他人に何百万円ものローンを負わせても謝れば済むのである。
案外、世の中はチョロい。
警察は依然として上ノ山章博氏を逮捕できていない。




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