最後のチャンス?
- カテゴリ:ペット/動物
- 2021/05/29 08:03:33
28日の午後、大学病院の担当医から、病理検査の結果が出たと連絡が来た。
りんごちゃんの肝臓から取った組織からは、血管肉腫などの悪性腫瘍の特徴が見られなかったという。
「え、それってもしかして良性ですか?」私は尋ねた。
そうとも言い切れないんですが、と医師はしきりに首をかしげていた(電話越しだから想像だが)。
普通、悪性ならば、腫瘍のどこを刺してもそういう細胞が取れるが、りんごちゃんの巨大な肝臓腫瘍からは取れなかったという。
26日に見せた、針生体の簡易検査の写真では、悪性の特徴を備えているという細胞が写っていた。
部分的にがんが発生していて、しかしその多くは良性だということか。
そういえば、りんごちゃんの腫瘍は、犬のいくつかある肝臓葉の左側に限定されていて、領域がはっきりしていた。
脾臓の近くの白い影は悪性か良性とも言えないが、少なくとも巨大な方は血管肉腫じゃない可能性もあるということだ。
良性だったとしても、このまま放置はよくないので、医師は高リスクではあるが、輸血をして体力回復した上で、手術で取る方がいいと言った。
りんごちゃんは血管肉腫ではなかった…?
可能性の域を出ないが、これは神様が与えてくれた一度きりのチャンスなのかもしれない。
悪性腫瘍の細胞も出ているなら、肝臓腫瘍を取っても別のがんが隠れているだろう。でもこの手術で小さいうちに取れるかもしれない。生存期間が延びるかもしれない。
しれない、しれないばっかりでも、血管肉腫じゃなさそうという報告は、私に希望を与えた。
ゲームに例えるなら、難解なフラグが立ってトゥルーエンドの道筋が見えたようなものだ。まるで別次元に移動したかのように、現実が信じられなかった。
りんごちゃん、助かるかもしれないぞ!
電話を終えたあと、私は寝ているりんごちゃんにそう言った。寝てばかりなのと、おしっこを時々失敗する以外は、いつも通りである。体調は戻ってきているようだ。顔つきも穏やかである。
これなら手術も頑張れるだろうか。浮かれてしまって、赤城のチョコアイスバーを1本食べた。
アイスを食べた後、冷静になった。
まず、高齢ゆえに100パーセント手術が成功する見込みはないということ。
それから、輸血や手術の費用だ。50万円以上吹っ飛ぶことは明らかである。
リスクもそうだし、金額でもゆううつになった。
もしりんごちゃんが助からなかったら、私の決断で殺してしまうことの重さも耐え難かった。
どうすればいいんだ…。
来週、病院へ行って検査費用の支払いと、手術についての答えを伝えに行かなければならない。
ここで神様は、今一度私に問いかけているのだろう。
お金を取るか、りんごちゃんを取るか。
ならば、答えはすでに出ている。
手術しよう。いくらなんでも、私が生活していけないほどお金を持って行ったりしないだろう。
1年分の稼ぎがなくなっても、行動しなければならないのだ。たぶん。
ちなみに、検査費用は13万2千円ほどでした。
はい、不快感はあると思います。でも腫瘍に響くのでマッサージできないし、高いヨーグルトでも排便を促さないし、見守るしかないって今日医師に言われました。浣腸は最後の手段らしいです。おなか痛くなるからでしょうか。
腫瘍が取れたら、思い切りうんちできるといいな…。
パミタンさんのワンちゃん達も肝臓とかなんですね。りんごちゃんも膵炎やったことあって、その時はおやつの食べ過ぎが良くなかったみたいです。
現在、体調を崩してからは手作り食にして問題ない状態です。ドッグフードはテストに合格して販売しているとはいえ、犬に負担かけている素材もあるだろうし、着色料とかはもってのほか。
どれを選んだらいいやら、ですね。何にせよ、おいしそうに食べてくれる姿が救いですね。
便秘は運動もできないせいもあるんでしょうかねぇ
うちの子たちは下痢(軟便)の方でした だから今でもウンチの点検欠かせません
とにかく市販の物は極力さけフードも療治食ホント食事には気を使いますね
(皆肝臓のうえに膵臓やら胆嚢やらの病抱えてます(╯•﹏•╰))
うちの子たちは病院の先生に聞いて整腸剤(ビオフェルミン系)飲ませてるんですよ
お薬だけでも飲んでくれるとちょっとは安心できるんですけどね
りんごちゃんお腹が張って辛いね 頑張ってご飯食べれるようになろうね
はい、血管肉腫であろうという診察から、そうじゃないかも?の知らせはうれしかったです。
もし血管肉腫であれば、手術はほぼ無意味なので、可能性があっただけでもよかったと思います。
迷っていたら時間がなくなるので、明日病院に行って、手術の依頼ができたらいいなと思います。
はい、まだ可能性なので、確定ではないのですが。権威ある大学病院の医師たちが、りんごちゃんに限って針を刺し間違えるなんてことはないですよね。
あるいは、良性と腫瘍が入り混じってるのか…詳しくないのでわからないですけど。
医師はとにかくリスクを伝えてきますよね。自分の責任になるから。
手術のリスクは怖いけれど、私もお願いしようと決めました。
りんごちゃんは腫瘍のせいか便秘も続いてるし、パミタンさんのおっしゃるように、ただ見ていられないです。明日病院へ行って、相談してこようと思います。
これは良い知らせ!
けど、りんごちゃんの年齢や手術の危険性を考えると悩ましいですよね。
いろんな決断を迫られてる蒼雪さんのご心労いかほどかと心配になります。
どんな決断であれ、りんごちゃんと蒼雪さんを応援して、良い方向に進むよう、心から願っております。
りんごちゃんv(=^0^=)v
りんごちゃん大きなお荷物とれたら良いね その前に元気元気にならないとね
ランもかかりつけ医で見つかったときは悪性だだろうし麻酔が危険だからこのままって・・・
でも元気なのに何もできないのが辛くなってのセカンドオピニオンでしたし
麻酔はできるから切除はできますだけにかけました
だから術時の最悪も覚悟しましたし良性の結果も術後判明でした
(正直な気持ちは術時万が一のことがあってもこのままだと先が見えてて
段々悪化し苦しむようになる姿を見てる方が辛いが強かったです)
術時のリスクはどうしてもつきまといますね
ただ幸いにも肝臓半分とっても良い形で生還してくれました