6月2日
- カテゴリ:ペット/動物
- 2021/06/02 08:38:41
5月31日。
りんごちゃんが少しだけうんちをした。大学病院で体温を測った時、体温計が便を刺して、それが刺激になったもよう。
6月1日。お昼ごろ、またうんちを出したと母から報告あり。排泄物専用にしたごみ箱に入れられた便を調べた。濃いチョコレート色でふわふわして、においがなく、不思議な便だった。
腫瘍が発覚してからずっと鶏むね肉やレバーのみを与えていたからか。毎日小さじ一杯与えていたプロバイオティクスヨーグルトのおかげか。便が固くならず、くさくないうんちは初めてである。
しかし、ふわふわというのはどういうことだろう。ネットで調べても出てこなかった。
すっきりしたのか、その日は穏やかに寝ていた。夜中はうなって落ち着かない様子を見せたが、朝方静かに眠る。
6月2日。
ゆううつな気持ちで目覚める私。毎日、朝目が覚めたらりんごちゃんが息をしていないのではと心配になる。枕元にある犬用ベッドですやすや寝ている姿を見て、やっと安心する。今日も生きている。
今日はフィラリアの薬を飲ませないといけない。くり子には、骨の形をしたおやつタイプの薬をやる。最近おやつをあげていないせいか、細かくした薬をうまそうに食べた。よかった。
りんごちゃんは錠剤なので、ふたつに割って直接口に放り込む。マズルを指で作ったわっかで抑えて、喉を上から下へなでて飲み下すよう促す。
飲んだかな、と指を離したら、ぽろっと口の脇から錠剤が出てきた。もう一度、今度は喉の奥に入れて口を押さえる。なんとか飲んでくれた。
それから、肝臓の薬と止血剤と抗生剤も同じ手順で。
これらは、絶対に飲んでもらわないといけない。
昨日爪切りをしたら、左後ろ足の爪の付け根に、一か所、膿が固まったものが見つかった。取り除いて見たら、毛が小さくはげていた。膿皮症がまた出てきたのだ。最近気にしていると思ったら、これだったのか。
膿皮症は内臓が原因で発症することもあるので、たぶん肝臓腫瘍か、別の異常のせいで免疫バランスが崩れているのだろう。
足だけ、かかりつけ医でもらった薬用シャンプーの残りで洗った。あとは大学病院でもらった抗生剤が効いてくれるといいけど。
薬嫌いのりんごちゃんは、何度か吐き出したが、怒らず繰り返す。りんごちゃんも、嫌がって逃げたり怒ったりしない。お互いじゃれあっている気分だった。
元気だったころは、イヤイヤをして逃げまわり、私が追いかけるというのが通例だった。それも楽しかったが、今の生活も楽しい気がしてきた。
明日もりんごちゃんに会えますように。